はーとぼいるどワンダフル。

映画、テレビ、マンガなどなど。たまに広告のことも。

村上春樹が最も影響を受けた作品「ロング・グッドバイ」

レイモンド・チャンドラーの「ロング・グッドバイ」は村上春樹が最も影響を受けたと本人が公言している作品である。ロング・グッドバイ フィリップ・マーロウ (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: レイモンドチャンドラー出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/0…

クリーピー偽りの隣人 黒沢清のリアリティ問題について

黒沢清の「クリーピー偽りの隣人」を鑑賞。「トウキョウソナタ」も「岸辺の旅」も素晴らしい作品だったが、本作は黒沢ファンが待望した監督の得意なホラー・サスペンスものである。 犯罪心理学者の高倉は、6年前に起きた一家失踪事件を分析するため、唯一の…

わたしテレビ見ないんですよ〜はウソ。

笠松良介さんの『これからの広告人』と読んで一番おもしろかったのは『生活者はウソをつく』という指摘だ。これからの広告人へ (アスキー新書)作者: 笠松良彦出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2013/02/12メディア: 新書 クリック: 1回こ…

Hulu私的おすすめ作品

わりと時間があったのでタイトル通りですが、ありがちなまとめをつくってみました。 ポンヌフの恋人 [Blu-ray]" title="ポンヌフの恋人 [Blu-ray]">ポンヌフの恋人 [Blu-ray]出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント発売日: 2014/12/24メディア…

リドリー・スコット監督「悪の法則」はとんでもない傑作だった。

リドリー・スコット監督の「悪の法則」を観た。あらすじはこんな感じ。 弁護士である”カウンセラー”と呼ばれる男と彼の恋人のローラがベッドでいちゃついている。そのころ自動車工場では、ドラム缶に入れたコカインをバキュームカーに隠す作業が行われた後、…

アイアムアヒーローの元ネタ。

いよいよ映画公開ということで、ぼくの大好きな漫画の一つアイアムアヒーローの元ネタについて書いてみようと思います。前にも書いたが急にゾンビものというより、SF小説チックな要素を醸しだしてきたこの作品。 fc0373.hatenablog.comポイントとしては、 ・…

本当の幸せは何ですか?テリー・ギリアム監督「ゼロの未来」を観た。

テリー・ギリアム監督の待望の最新作「ゼロの未来」を観た。 主人公は、クリストフ・ヴァルツ演じる凄腕プログラマーのコーエン・レス。 彼の頭のなかのイメージは巨大なブラックホール。孤独な生活の中で、正に虚無に落ちている状態。人生の意味を教えてく…

新井英樹「空也上人がいた」の元ネタ

新井英樹の「空也上人がいた」を読んだ。「ザワールドイズマイン」「キーチ」のあの新井英樹がなぜ山田太一原作を描くのか!?ということで非常に新井ファンの注目を浴びていた作品だと思う。なんでもホリエモンが代表を務めるマンガHONZで新作1位をとった…

コーエン兄弟「シリアスマン」を理解するために。

コーエン兄弟のシリアスマンを観た。 前評判は、非常に難解な映画だということ。何でもユダヤ教だの、ラビだの、、文化を知らないと分からないとか。アメリカ人ですらわからなかったとか。以下、あらすじ。シリアスマンは真面目な中年男ラリーに様々な不幸が…

映画「告白」の監督 中島哲也が嫌われる理由。

中島哲也という映画監督がいる。映画「告白」でアカデミー賞を受賞した今や日本映画界を代表すると言っても過言ではない監督だ。 ただ非常に映画評論家界隈で評価が悪い。 あいつの映画は映画じゃねえ!って中島監督かなり嫌われています。なんで嫌われてい…

アイアムアヒーローがGANTZみたいになってきた!

アイアムアヒーローは、現在連載中の漫画の中でも特に好きな作品だ。 この漫画の何が凄いって何でもない日常が急に非日常に変わる瞬間の描き方である。 花沢健吾は単行本まるまる1巻分を壮大な前フリにした。主人公の英雄はマンガ家松尾のしたでアシスタン…

デヴィッド・フィンチャー「ゴーンガール」を見た。

デヴィッド・フィンチャー監督の最新作「ゴーンガール」を見た。あらすじはこんな感じ。 結婚記念日に、ニック・ダン(アフレック)が帰宅すると妻のエイミー(パイク)が失踪していた。ロンダ・ボニー刑事(ディケンズ)は取り調べによると、ニックは妻の日…

岡田斗司夫が予想する宮崎駿の後継者

オタキングこと岡田斗司夫がニコ生で宮崎駿の後継者について話していた。 宮崎駿の後継者は庵野秀明かジョン・ラセター 宮崎駿の後継者は庵野秀明、ジョン・ラセターくらいしかいない。 ジョン・ラセターがジブリに来てアニメを作ることはまあないと思うんで…

最近読んだオススメ漫画

悪の華8巻 アニメが何かと騒がれてる『悪の華』。8巻もすごかった。常磐さんの彼氏ノンアポで襲来。 さあこれから修羅場!とおもいきや春日のイケてなさに怒る気もなくす彼氏。そして仲間内の会に春日は連れて行かれる。そこで語られる事実。 常磐さんは彼…

アイドルがパンチラ。みんな!エスパーだよ!みんな!変態だよ!

パンチラ!勃起!そうだよ!これが園子温だよ! つーことで『みんな!エスパーだよ!』は園子温の久しぶりのドラマ。 そして、これがまた傑作になりそうな予感。『希望の国』でがっかりしたファンも再び園子温に希望を見いだせるのでは? で、どんな話かとい…

小木、ディズニーランドで太田光の恥ずかしい姿を見る。

4月19日のめがねびいきでおぎやはぎの小木がディズニーランドの30週年に招待された話をしていた。 矢作 どうなの、小木さん、最近どっか行ったりしたの? 小木 いろいろ行きましたよ、ディズニーランドも行ったしね。 矢作 あ!?すごい芸能人会ったでしょ?…

アニメ『惡の華』がダメな理由

アニメ版『惡の華』を見たが、はっきり言ってこういうのは嫌いだ。何が嫌いって、そのロトスコープとかいうやつ?実際の人間に演じさせてそれをトレースするとかいうね、もう何だよ?wそれ。 監督のインタビューとか見ても、イライライライラしてくるので、…

アニメが散々な評価だが、マンガは大大大傑作の『惡の華』

『惡の華』というタイトルから明らかにサブカル臭ぷんぷんのマンガがある。これ最近アニメ化されて大変な騒ぎになっている。だって これが こうなっちゃってるんだもん。 明らかにやばいよねw まあこのアニメに関しては後で書くとして、とりあえずマンガに…

マトリックス、ターミネーターの元ネタ。偉大なB級SF映画『地球爆破作戦』

『地球爆破作戦』という映画を観た。『Colossus: The Forbin Project』という原題がいったいなぜこんな邦題になったのか、ぼくにはわからなかったのだが、いざ映画を観て納得した。この映画とにかくB級なのだ。出てくるコンピュータはバカでかいし、全編わた…

ラジオの神、伊集院に平気で毒舌をはく、おぎやはぎ小木。

おぎやはぎといえば矢作のことを褒める人が多い。しかし、ぼくは完全に小木派(笑)小木のすごいところはとにかく「平気でタブーを口にしてしまう」ところだと思う。3月24日に行われたJUNKメンバー大集合の日曜サンデーの公開収録では、そんな小木を面白がっ…

ぬいぐるみで股間を隠してジャンプ!!アイ・ウェイウェイの一風かわった中国政府への抗議活動。

アイ・ウェイウェイというちょーかっこいいおじさんがいる。 ぬいぐるみで股間を隠し、いえ〜い!!とジャンプしている、どう考えてもイッちゃってるおっさん、アイ・ウェイウェイ。先日、町山さんがたまむすびで紹介していた中国人のアーティストだ。画像検…

町山さん、蓮實にほめられ喜ぶ。 尊敬してるからこそキライになることはあるのだ。

町山さん、蓮實にほめられ喜ぶ。 結構古いネタなんだけど、とりあえずこれを読んでほしい。キラキラでの『イングロリアス・バスターズ』の回での町山さんの発言だ。 町山 家帰る途中に、本屋さん寄って新潮っていう月刊誌読んでたら、蓮實重彦大先生がぼくが…

デヴィッド・フィンチャーの傑作『ゾディアック』 ゾディアックに関わるのはエヴァにはまるのと同じなのだ。

デヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』が好きだ。これフィンチャー作品の中ではわりとマイナーな部類になるんだろうか?実際に起きたゾディアック事件を描いてるんだから『犯人が捕まるわけない』わけで(笑)自分もちょっと観るのを躊躇していたんだ…

トトロの都市伝説はなぜ99%正しいのか。

トトロの都市伝説を知っているだろうか?列挙するとこういう感じである。 ・サツキとメイは死んでいた ・後半、サツキとメイの影が薄くなる ・「メイ」と書かれたお地蔵さんが一瞬映っている ・トトロは、死期が近い人間、もしくは死んだ人間にしか見ること…

『クラウドアトラス』をわかりやすくまとめてみた。

『クラウドアトラス』を公開初日に観てきた。めちゃくちゃおもしろかったのだが、これが非常にわかりづらい(笑)まず、この映画は人間の魂が6つの時代を行き来するという話なのだ。トム・ハンクスは1人で6役、ハル・ベリーやペ・ドゥナは特殊メイクで白人…

設楽統と小林賢太郎に矢作が出会った、『君の席』がめちゃくちゃおもしろい理由。

TV

バナナマン、ラーメンズ、おぎやはぎが一緒にやったライブ『君の席』 これがめちゃくちゃ面白い!しかし、ふと疑問に思ったのがこの3組ってどうやって出会ったんだろうということ。 色々調べた結果クイックジャパンvol94で放送作家のオークラさんが3組の出…

『恋する幼虫』なぜ荒川良々は首を切り落とすのか?

主人公フミオは見てしまう、憧れのお姉さんが眼球を引っ張りだされている光景を……噂に違わぬヘンな映画『恋する幼虫』。究極の純愛映画としてカルト的な人気を集める作品らしいんだけど、、この作品を理解するのは相当難しいよね〜。とにかく井口監督という…

こんなに頭のおかしな映画は観たことがない。三池崇史の『ビジターQ』

園子温が生温く感じる、三池崇史の狂気パパとしたことある? こんな異常なテロップで始まる三池崇史監督の『ビジターQ』。いままで古今東西いろんな映画を観てきたが、こんな異常な作品は初めてだ。三池ブラボー!よくやった!あなたはやっぱり変態だ!そし…

町山智浩と太田光 その出会いや園子温について

太田光と町山智浩の関係には昔から気になっていた。というのも町山さんの『底抜け合衆国』の帯の太田光のコメントを見たからだ。あれ?もともと知り合いだったのかな?と そんな謎が解けたのが爆笑問題の日曜サンデーのコーナー赤坂応接間でのことだ。なんと…

『デメキング』製作背景にみる芸術とエンタメの対立

『デメキング』完結版にいましろたかしのインタビューが載っていた。これがなかなかおもしろくて、芸術性をとるか、エンタメ性をとるかっていう全てのクリエイターに通じる悩みが表れていた。 まずは『デメキング』の企画段階のはなし。 ____ そもそも、…