アニメ
新海誠が得意の恋愛要素を薄めて手掛けることでジブリに代わる国民的映画となりつつある『すずめの戸締まり』の 考察をまとめてみた。 すずめの戸締まり 岩戸鈴芽 ダイジン(要石) 閉じ師 ミミズ ミミズのビジュアルイメージ 常世とは 岩戸鈴芽 新海は映画…
「サマーウォーズ」「未来のミライ」など、日本を代表する映画監督 細田守の、宮崎駿・ジブリへの憧れから、挫折、それを乗り越え、公然と宮崎駿作品を批判する現在までのエピソードをまとめてみた。 ジブリの入社試験に落ちるも、宮崎から手紙が 「ハウルの…
鬼滅の刃ヒットの理由を語るジブリ鈴木敏夫や、押井守監督など識者の批評をまとめてみた。 ジブリ プロデューサー 鈴木敏夫 日本の歴史の中で不安定なことがあると、必ず登場したのは鬼ですよね。 こういう物語を少女漫画でやるとこうなる。 映画監督 押井守…
宮崎駿が過去に烈火のごとく怒り、批判した作品や監督に関してまとめてみた。 黒澤明作品 「影武者」からやめればよかったのに 手塚治虫作品 こんなくだらないもんやってるの!? ディズニーを否定しきれなかった 「ロード・オブ・ザ・リング」(ピーター・…
世界に大きな影響力を持った映画監督 黒澤明と、ジブリで世界のアニメーション、ファンタジーに影響を与え続けている宮崎駿。宮崎駿は、黒澤明作品に多大な影響を受けたと述べる一方、晩年の作品はこきおろしている。そんな両者の関係性についてまとめてみる…
「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」、米津玄師出演回を文字起こしする。米津が音楽を創る上で、宮崎駿作品から受けた大きな影響について語っていた。 「千と千尋の神隠し」で強烈なインパクトを植え付けられた。 漫画版「風の谷のナウシカ」のラストの会話が創作…
庵野秀明は、宮崎駿を師匠であると公言し、宮崎駿は庵野を弟子というよりライバルだと語る。そんな二人が、「風の谷のナウシカ」の現場で初めて出会った話。それから、宮崎は自身の作品「天空の城ラピュタ」や、「となりのトトロ」の制作に庵野を誘うが、断…
ジブリ作品が興行収入・認知度の点で国民的映画となったのは、宮崎駿の圧倒的な才能に加えて、プロデューサーの鈴木敏夫の人心掌握術や宣伝戦略によるところが大きいと言われる。鈴木敏夫はいかにジブリ作品のヒットの法則を創ってきたのか?鈴木敏夫という…
宮崎駿の作品は、ある時から「こういう映画だった」と語ることができない、意味不明なものになった。代わりに語られるのは、圧倒されるアニメーション表現と、複雑怪奇なテーマに関する考察である。その意味のわからなさが頂点に達したのが「ハウルの動く城…
GAINAX制作のアニメ『フリクリ』を観た。今や新劇場版エヴァンゲリオンの演出として有名な鶴巻和哉の初監督作品である。しかし、これがすっごい変なアニメなのだ。まずは冒頭、主人公のナオ太のモノローグ。『すごいことなんてない、ただ当たり前のことしか…
僕は町山智浩の映画評が好きだ。2001年宇宙の旅もブレードランナーも町山さんのおかげで正しい理解を得る事ができたと思う。だが、彼の『崖の上のポニョ』評だけはあまり納得がいかない、というか、そんな指摘必要あるか??と思ってしまった。以下に宮台真…
エヴァンゲリオンQを観る前に、自分の中であやふやな部分をまとめてみる。一応、時系列に従ってます。 約40億年前 【大隕石衝突】 これはジャイアントインパクト説が元ネタ。地球に火星程の惑星が衝突し、その残骸が固まり、月を作ったという説。地球の衛星…
社会学者、宮台真司によるエヴァンゲリオンについての批評をまとめてみた。ゼーレとゲンドウの対立、エヴァンゲリオンという物語の真のテーマについて、ユダヤ教とキリスト教の救済感の違いが全てのベースにあると宮台は語っている。 物語のモチーフはユダヤ…
エヴァンゲリオンQを観る前に、自分の中であやふやな部分をまとめてみる。一応、時系列に従ってます。 -約40億年前 【大隕石衝突】 これはジャイアントインパクト説が元ネタ。地球に火星程の惑星が衝突し、その残骸が固まり、月を作ったという説。地球の衛星…
岡田斗司夫さんの「まどか☆マギカ劇場版」の批評が面白かったのでまとめてみた。 まあ、批評というよりは新作の予想という感じです。 まずはキュウべえがどの程度の存在なのかということについて 問題はキューベーは超文明の情報をどの程度知っている存在な…
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ』が全く面白くない。総集編と聞いていたけど、ほんとにただの総集編である。アニメ放送をそのまま切って貼ったような。。こんな映画を作って一体何の意味があるのか?? これが普通のアニメの劇場版なら別にどうってことない…