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はーとぼいるどワンダフル。

映画、テレビ、マンガなどなど。たまに広告のことも。

ザ・ワールドイズマインを読んで

このマンガを読んだのは、だいぶ前なんだけど、そりゃあもう大変な衝撃だったのを今でもはっきりと覚えている。


真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)

真説 ザ・ワールド・イズ・マイン (2)巻 (ビームコミックス)


何が衝撃って、説明なしにシーンがばんばん飛ぶところね。説明をできるだけ無くしたマンガってのはいくらでもあるんだけど、このマンガはもう映画レベルにシーンは飛ぶし、イメージショットみたいなのが散りばめられていく。だから、読んでるとすごく疲れるのです。内容のハードさと相まって非常に読みにくいマンガなのです。

だけどもこのマンガは全人類必読の書であると個人的に思う。なぜなら、この殺人、レイプ、世界滅亡の血みどろぐちょぐちょマンガは道徳の教科書だから!!

なんで、道徳の教科書かっていうと、まあ色々理由はあるわけですよ。

まず、人間の嫌な所を徹底的に正直に描いている点

こんなシーンがある。

純粋な目の理由無き殺人者モンは、臆病な普通の人代表トシに対し、人質の女をナイフで刺せと命令する。殺す理由が無いと言って、躊躇するトシに対し、次のシーン。モンは持っていた銃をトシと人質の女の間になげる。いち早く、銃を拾った女を、トシは絶叫しながらメッタ刺し。

殺しても良い理由って何だ?殺されるなら、理屈も無しに平気で殺すんだろう?

うすっぺらな正論を押し付けるのではなく、非常に頭の痛くなる問いを突きつけています。



 

また、このマンガはスタンリーキューブリック2001年宇宙の旅と強い関連性があります。著者も言っている通り、神=モノリス=ヒグマドンなのです。ただ、モノリスとヒグマどんの役割は対になっていると個人的には思います。以下のように

モノリス・・・猿に対し、道具の使い方を教える。言い換えれば、同族間での殺しを教えた存在

ヒグマドン・・・自称地上最強の存在である人間に対して、超自然的な力でもって、無力さを思い知らせる存在

こんな感じ。

要はこの物語って、2001年で、モノリスが知恵を授けた後のパラレルワールドだと思う。2001年では、人類は宇宙に飛び出したシーンで始まるけど、このマンガは地球の中で殺し合ってる人類を描いた的な。パラレルワールドというか、同じ話なんだけど。




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