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町山さん、蓮實にほめられ喜ぶ。 尊敬してるからこそキライになることはあるのだ。

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町山さん、蓮實にほめられ喜ぶ。

 
 結構古いネタなんだけど、とりあえずこれを読んでほしい。キラキラでの『イングロリアス・バスターズ』の回での町山さんの発言だ。

町山 家帰る途中に、本屋さん寄って新潮っていう月刊誌読んでたら、蓮實重彦大先生がぼくが文藝春秋に書いたデトロイトルックを褒めていらっしゃるの。
博士 おお〜
町山 映画評論家にとって淀川さんと蓮實さんってもう神のような人ですよ。

 、、、、、、、、、、、、、、えええええ神!!??

 何の気なしに聞いていたぼくは腰がぬけそうになった。いや、うそでしょ、町山さん。ずっとブチギレてたじゃん!「スカーフェイスをバカにした蓮實重彦は許せねえ、ぶっ飛ばす!!」って言ってたじゃん、、、そりゃないよ〜〜〜

 そこで、ぼくの気持ちを水道橋博士は代弁する。

博士 でも、ずっと批判してましたよね?

そうそう、それそれ。批判してたじゃん!!

町山 あれは好きだったからさあ。昔はエロ映画とかバカしかみない映画ばっかり褒めて、こりゃ最高だって言ってたんで、ぼくはなんて偉い先生なんだと思ってたんですけど、途中からおフランスになっちゃってインテリになっちゃったから、なんかこの嫌味なジジイ嫌だなと思うようになっちゃったんだけど。
 やっぱり根底にはたけしさんでラジオやりたいとか、映画評論家になりたいと思ったのは、やっぱり淀川さんと蓮實重彦さん。

 好きだったって、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 いや、まあそうなんだよね。ぼくもわかってはいるのだ。蓮實ぶっとばす!!って言いながらも実は尊敬しているんだろうなと。なんせブルース・リーの映画を褒めてくれたのが蓮實だしね。

尊敬してるからこそキライになることはあるよね。

 
 こんな風に、かつて尊敬していたからこそキライになることはあるよね。

 例えば、宇多丸さん。この人はねえ、フジテレビ系のくそゴミ映画を痛快に貶してくれて、もう宇多丸、神!!って思っていたのだが、ぼくの好きな『ヒミズ』を少し批判したところ、



「………は!?宇多丸ぶっとばす!!」

 
 
 例えば、柳下毅一郎さん。町山さんとは映画の趣味嗜好が違い、この二人の対立こそがファビュラス・バーカー・ボーイズのおもしろさを作り上げていた。最近おかしくなったトリアーの映画も肯定的に批評してくれて、、もう柳下、神!!って思っていたのだが、

それはそれとしていいんだけど、なんつーか、下品な映画だった。久しく園子温の映画は見ていなかったし、最近はわりと評判がいいようなんで映画も変わったのかなあ、と思って たんだけど、基本的には何も変わってなかったですな。広角の多用とか、これみよがしのSEとか、いかにも下品な感じ。大杉漣のアドリブが、その下品さにぴったりなのが自堕落で嫌だったですわ。


 この『エクステ』の批評を読み、、あれ??これは、、調べてみると柳下さん、園子温の映画が嫌いだと、、、



「………は!?柳下ぶっとばす!!」

 


 ……けっきょく、ぼくは園子温をほめてくれる人が好きなのだという結論が出た……


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