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はーとぼいるどワンダフル。

映画、テレビ、マンガなどなど。たまに広告のことも。

マトリックス、ターミネーターの元ネタ。偉大なB級SF映画『地球爆破作戦』

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 『地球爆破作戦』という映画を観た。『Colossus: The Forbin Project』という原題がいったいなぜこんな邦題になったのか、ぼくにはわからなかったのだが、いざ映画を観て納得した。この映画とにかくB級なのだ。出てくるコンピュータはバカでかいし、全編わたって低予算な感じがぷんぷんする。だからこの『地球爆破作戦』ってすっごいあってるタイトルなわけだ(笑)

 ストーリーはというと、、冷戦時代のアメリカが舞台。フォービン博士は戦争が起きないスーパーコンピューター「コロッサス」を作り上げた。これは国防に関する情報収集をすべて任せることで、人類が滅亡するような核戦争が起こらないことを目的としたものだ。しかし、この『コロッサス』と同レベルのコンピュータをソ連も作り上げていたのだ。その名も『ガーディアン』!!ふー!全くひねりのない名前! 
 
 コロッサスは大統領にガーディアンとの通信を要求するが、機密情報が漏れることを恐れて拒否される。どうしてもガーディアンと通信したいコロッセスがとった行動がなんとソ連に向けての核ミサイル発射!!(笑)やることがすごい!コロッサスは国防に関する全てを任されているので、こんなことはお茶の子さいさいってことで(笑)さらにガーディアンもほぼ同時にアメリカに向けてミサイルを発射!アメリカはすんでのところで撃ち落とすが、ソ連は間に合わず、一つの都市壊滅…わかった!わかった!そこまでやるなら通信させてやるよってことになる。。

 そうこうしてコロッサス生みの親フォービン博士は要注意人物ということで監視下に置かれる。監視カメラ、マイクで表情、声の抑揚まですべてをチェックされる。しかし、すべて監視下に置かれるとコロッサスに反撃する作戦を練れないわけで、フォービン博士はある条件をだす。

フォービン博士 男には性欲があるのだ!歴史を調べてみろ!男は常に女を求めてきた!

つまり、夜の営みの際には監視をはずせよ!ってこと(笑)そのときに作戦会議をするということなのだ。このへんB級感がすごい(笑)コロッサスも意外と話がわかるやつで、

コロッサス 週何回必要だ?

フォービン博士 ….四回

これ考えてみると凄い話で、父親が子供に夜の営みの話をしているのだ。おれは週4回やらなきゃだめなんだ〜〜!って(笑)

 

 結局フォービン博士が研究員の女性と営みながら考えた作戦もすべて失敗。ラストはコロッサスによる支配者のスピーチ。

私に従えば、我々は共存できる。
君たちは自由を失うというかもしれないが、
そもそも自由とは幻想にすぎない。
君たちが失うのは自尊心だけだ。
だが、他人に支配されるよりも、
私に支配されたほうが傷つく度合いは少ない。

こうして人間の自由と引き換えにコンピュータの監視による世界平和が実現したところで映画は終わる。。

 この映画よくある「コンピュータ反乱もの」というくくりになるっぽい。ターミネーターみたいなね。というか時系列的にはターミネーターがこの映画パクってるんだろうけど。あと『マトリックス』もこの映画の影響を受けていのだろう。コンピュータによる反乱が起きて、人類を管理下におく、人類は自由を求めコンピュータに立ち向かうというね、完全に一緒だろ!!

 『地球爆破作戦』って実は人類が完全に管理下に置かれたところで終わるのでわりと尻切れトンボ感があるので、その続きをウォシャウスキーが「おれらがやってやる」って感じで作ったのだろうか…『マトリックス』の元ネタっていうと、すぐ押井守の『攻殻機動隊』やボードリヤールシミュラークルなどが言及されるが一番はこの『地球爆破作戦』じゃねーの!!??

 まあ、人間は自由を求める生き物であるとか、平和とは何かとか、そういう面白いテーマがふんだんに盛り込まれている作品ではあるのだが、一番おもしろかったのは例の夜の営みの下りなわけで、もうちょっと真面目に観ればよかったかなぁ〜〜?

おそらくコンピュータ反乱ものの元祖の作品

 

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