映画
岡田斗司夫のシン・ゴジラ評をまとめてみた。 岡田が語る「シン・ゴジラ」の 4層構造 なぜエヴァの音楽がかかるのか 牧博士の正体 牧博士が政府に恨みを持つ理由 ゴジラ第一形態の謎 岡田が語る「シン・ゴジラ」の 4層構造 岡田は、「シン・ゴジラ」は4層…
鬼滅の刃ヒットの理由を語るジブリ鈴木敏夫や、押井守監督など識者の批評をまとめてみた。 ジブリ プロデューサー 鈴木敏夫 日本の歴史の中で不安定なことがあると、必ず登場したのは鬼ですよね。 こういう物語を少女漫画でやるとこうなる。 映画監督 押井守…
宮崎駿が過去に烈火のごとく怒り、批判した作品や監督に関してまとめてみた。 黒澤明作品 「影武者」からやめればよかったのに 手塚治虫作品 こんなくだらないもんやってるの!? ディズニーを否定しきれなかった 「ロード・オブ・ザ・リング」(ピーター・…
日本を代表する映画監督 北野武と宮崎駿、庵野秀明の関係、お互いを言及したエピソードをまとめてみた。 2014年 東京国際映画祭にて北野武の発言 北野武「俺はアニメなんて大嫌いで、宮崎駿なんて本当に嫌いなんだけど、あれだけのお金を稼ぐのはすごい…
北野武の映画は一体何が凄いのか?北野の監督デビュー作「その男、凶暴につき」を題材に、その凄さの根本に迫っている映画監督 押井守と映画評論家の町山智浩の発言をまとめてみた。 映画的記憶から逃れて自在に撮っている。 明らかに意識して、映画的記憶か…
世界に大きな影響力を持った映画監督 黒澤明と、ジブリで世界のアニメーション、ファンタジーに影響を与え続けている宮崎駿。宮崎駿は、黒澤明作品に多大な影響を受けたと述べる一方、晩年の作品はこきおろしている。そんな両者の関係性についてまとめてみる…
宮崎駿が自身の創作上、影響を受けた作品、与えた作品について、まとめてみた。「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」や、「出発点 1979~1996」での宮崎の発言を中心にまとめてみる。(※2021年7月18日加筆修正)出発点―1979~1996作者…
世界のアニメーション業界のトップを走り続けたスタジオジブリ宮崎駿は一体なにがそんなに凄いのか?なぜ世界で作品は支持されるのか?そんな疑問に対して関係者が宮崎駿の凄さを語ったエピソードをまとめてみる。 鈴木敏夫(ジブリ プロデューサー) 宮崎駿…
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」でテーマソングを手掛けた宇多田ヒカルが2021年6月29日にインスタライブで監督の庵野秀明と対談していた貴重なエピソードをまとめてみた。 庵野が宇多田に新劇場版テーマソングを依頼した経緯 宇多田さんの音楽は…
「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」、米津玄師出演回を文字起こしする。米津が音楽を創る上で、宮崎駿作品から受けた大きな影響について語っていた。 「千と千尋の神隠し」で強烈なインパクトを植え付けられた。 漫画版「風の谷のナウシカ」のラストの会話が創作…
映画史にその名を残すイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作として知られる自伝的作品。一流映画監督のグイドは、新作の構想に行き詰まってしまいクランクインを2週間も先延ばしにしていた。療養のため温泉地を訪れるグイドだったが、女性たちとの関…
庵野秀明は、宮崎駿を師匠であると公言し、宮崎駿は庵野を弟子というよりライバルだと語る。そんな二人が、「風の谷のナウシカ」の現場で初めて出会った話。それから、宮崎は自身の作品「天空の城ラピュタ」や、「となりのトトロ」の制作に庵野を誘うが、断…
ジブリ作品が興行収入・認知度の点で国民的映画となったのは、宮崎駿の圧倒的な才能に加えて、プロデューサーの鈴木敏夫の人心掌握術や宣伝戦略によるところが大きいと言われる。鈴木敏夫はいかにジブリ作品のヒットの法則を創ってきたのか?鈴木敏夫という…
宮崎駿の作品は、ある時から「こういう映画だった」と語ることができない、意味不明なものになった。代わりに語られるのは、圧倒されるアニメーション表現と、複雑怪奇なテーマに関する考察である。その意味のわからなさが頂点に達したのが「ハウルの動く城…
黒沢清の「クリーピー偽りの隣人」を鑑賞。「トウキョウソナタ」も「岸辺の旅」も素晴らしい作品だったが、本作は黒沢ファンが待望した監督の得意なホラー・サスペンスものである。 犯罪心理学者の高倉は、6年前に起きた一家失踪事件を分析するため、唯一の…
テリー・ギリアム監督の待望の最新作「ゼロの未来」を観た。 主人公は、クリストフ・ヴァルツ演じる凄腕プログラマーのコーエン・レス。 彼の頭のなかのイメージは巨大なブラックホール。孤独な生活の中で、正に虚無に落ちている状態。人生の意味を教えてく…
コーエン兄弟のシリアスマンを観た。 前評判は、非常に難解な映画だということ。何でもユダヤ教だの、ラビだの、、文化を知らないと分からないとか。アメリカ人ですらわからなかったとか。以下、あらすじ。シリアスマンは真面目な中年男ラリーに様々な不幸が…
中島哲也という映画監督がいる。映画「告白」でアカデミー賞を受賞した今や日本映画界を代表すると言っても過言ではない監督だ。 ただ非常に映画評論家界隈で評価が悪い。 あいつの映画は映画じゃねえ!って中島監督かなり嫌われています。なんで嫌われてい…
デヴィッド・フィンチャー監督の最新作「ゴーンガール」を見た。あらすじはこんな感じ。 結婚記念日に、ニック・ダン(アフレック)が帰宅すると妻のエイミー(パイク)が失踪していた。ロンダ・ボニー刑事(ディケンズ)は取り調べによると、ニックは妻の日…
『地球爆破作戦』という映画を観た。『Colossus: The Forbin Project』という原題がいったいなぜこんな邦題になったのか、ぼくにはわからなかったのだが、いざ映画を観て納得した。この映画とにかくB級なのだ。出てくるコンピュータはバカでかいし、全編わた…
デヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』が好きだ。これフィンチャー作品の中ではわりとマイナーな部類になるんだろうか?実際に起きたゾディアック事件を描いてるんだから『犯人が捕まるわけない』わけで(笑)自分もちょっと観るのを躊躇していたんだ…
『クラウドアトラス』を公開初日に観てきた。めちゃくちゃおもしろかったのだが、これが非常にわかりづらい(笑)まず、この映画は人間の魂が6つの時代を行き来するという話なのだ。トム・ハンクスは1人で6役、ハル・ベリーやペ・ドゥナは特殊メイクで白人…
主人公フミオは見てしまう、憧れのお姉さんが眼球を引っ張りだされている光景を……噂に違わぬヘンな映画『恋する幼虫』。究極の純愛映画としてカルト的な人気を集める作品らしいんだけど、、この作品を理解するのは相当難しいよね〜。とにかく井口監督という…
園子温が生温く感じる、三池崇史の狂気パパとしたことある? こんな異常なテロップで始まる三池崇史監督の『ビジターQ』。いままで古今東西いろんな映画を観てきたが、こんな異常な作品は初めてだ。三池ブラボー!よくやった!あなたはやっぱり変態だ!そし…
太田光と町山智浩の関係には昔から気になっていた。というのも町山さんの『底抜け合衆国』の帯の太田光のコメントを見たからだ。あれ?もともと知り合いだったのかな?と そんな謎が解けたのが爆笑問題の日曜サンデーのコーナー赤坂応接間でのことだ。なんと…
内田樹さんの『映画の構造分析』読了。なかなか面白い本だった。この本、映画批評の本なのだと勘違いして手にとったのだが、それは著者のまえがきで否定される。「これは映画批評(のような)本ですが、映画批評の本ではありません」じゃあ、何なんだよ?とい…
園子温監督の『エクステ』を観た。園子温映画でもかなりマイナーな作品と思われるが、出ている役者は栗山千明に大杉漣と意外に超メジャーなのだ。 なんかAKIRAっぽい(笑) 邦画への批判精神炸裂 「あら、これはこれは昨日もやっぱりカットの練習を徹夜で頑…
先日『ブレードランナー』ファイナルカット版を鑑賞。これで3度目の鑑賞だけどやっぱり凄かった。何が凄いってそのマイナー臭というかカルトっぽさというか。 ストーリーはすごく単純。2019年地球は荒廃し、人類は宇宙の開拓のために人造人間レプリカントを…
笑笑笑燃燃燃暴力暴力暴力殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺殺。タランティーノ監督作『ジャンゴ』はそんな映画であった。 クエンティン・タランティーノが監督・脚本を手がけるウェスタン。南北戦争直前の1858年、アメリカ南部。黒人奴隷…
DVDにて再見、やっぱり良い映画でしたよ。 とにかく神木隆之介演じる前田君ね。原作からの改変として、好きな監督が岩井俊二からジョージ・A・ロメロに、読む雑誌はキネ旬から映画秘宝へとw 魅力的すぎるだろ!前田くん!ぼくのフェイバリットシーンが、前田…