爆笑問題 太田光の名言まとめ

爆笑問題 太田光の名言やエピソードをまとめました。


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■何かを好きになるっていうのは、それに気づくことができた自分も好きになるということ。

 この言葉は、太田光が著書やメディアで繰り返し語っている。高校3年間、友だちができずに、心を閉ざし、何事にも感動出来なかった太田が美術館で、ピカソの絵を見た時に感動が戻ってきたことから、発した言葉だ。

太田 たまたま、美術館でピカソの絵を見たんですよね。そのときに、わーっと感動が戻ってきた。それまで、何を見ても心を動かされなかったのに。「なんて自由なんだろう。こんなに自由でいいんだ!」って、その絵を見て感じた。それがきっかけで、いろんなことに感動できるようになって、そういうものを好きになることができた。 何かを好きになるっていうのは、それに気づくことができた自分も好きになるということだと思うんですね。そうなると、他の人も、急に愛おしくなってくる。自分の命も他人の命も同じように大切なんだと思えるようになった。(「言葉が暴走する時代の処世術」より)

■生きやすいって感じて、生きている人なんているの?

 太田光が著書「違和感」の中での名言。時代をさかのぼっても「生きやすい」と感じながら、生きてる人なんていたのだろうかと疑問を呈し、逆にそんな人がいたら、そんなに魅力的な人でもないと思うと語った。
 生きづらい世の中で、どう生きていくかについて、自身が好きな小説「赤毛のアン」の中でのエピソードを交えてこう語っている。

「楽しみが本当にならなくても、その楽しみを待っている間の楽しみは、間違いなく自分のもの」。俺はこの場面のアンの言葉が大好きなんだけど、がっかりしようがなにしようが閉塞感があろうが先行きが不透明だろうが、人生に期待する楽しみっていうのはあるんじゃないか。そんなことを夢見るおっさんは思ったりするのです(笑)。(「違和感」より)

■個性を押さえつけても押さえつけても、そこから出てくるのが個性。

 太田伯山ウイカの「はなつまみ」でウエストランド井口が語った感銘を受けた太田の言葉。

井口:個性を伸ばせ、伸ばせっていう世間で言われていた時に

「個性を押さえつけても押さえつけても、そこから出てくるのが個性。」

太田さんがTVで話しているのを聞いて、それはそうだなって、すごく感銘を受けました。


そのエピソードを聞いた神田伯山は演芸の世界でも似た考え方があると語った。

寄せ演芸の世界でも、まずゼロにすることから始まる。

お前らが今まで考えてきたこと、信条はゼロにしろ

自我が強いやつにとっては辛いこと。
一回押さえつけられた方が個性は強い。

■愛と憎しみは同じ場所にある

人間がまだ言葉を持っていない時代を想像してみたとする。 いまでは「愛」と呼ばれる、あの衝動的な他者に対する強い思いを「なんだこの感情は?」と原始の人々は言葉にならぬからこそ悩んだかもしれない。でも、その強い思いが相手と共有できなかったのなら、衝動的に殴ってしまったり、最悪の場合は殺してしまう場合もあったはずだ。現代を生きる我々は、それを「憎しみ」と呼ぶだろう。(「違和感」より)

 

■芸人に対してダメ出しだけはしないでくれ

 ニューヨークのYOUTUBEチャンネル 日本一詳しい芸人名鑑「爆笑問題・太田光編」で、ウエストランド井口が語っていたエピソード。

タイタンを創る時に、光代社長がとってきた仕事は何でもやるが、「俺たちがやっていることを面白くないとは言わないでくれ」ってことを約束したという。太田には、芸人がやっていることが一番面白いという考え方が根底にあるのだ。タイタンのネタ見せもダメ出しする文化がないそうだ。

各局100人以上が集まるタイタンの新年会で、ブレイク前の日本エレキテル連合が、「だめよダメダメ」のネタをやったところ、とある関係者が、ダメ出しをしてきたという。

あのネタさ、もうちょっとこうした方がいいんじゃない?

それを聞いた太田はすぐにエレキテル連合の所へ走って来て、言った。

いいかエレキテル。絶対、誰の言うことも聞くなよ!お前らのやりたいようにやったらいいから。

■モンスターが俺の中にもいつ出てくるかわからないなっていう風に思ってるんですよ

 過去のいじめ問題で、東京オリンピック開会式演出チームを解任された小山田圭吾について、サンデー・ジャポンでの太田のコメントが炎上。後日、爆笑問題カーボーイで発言の真意を語った。

太田:よくね。あいつは異常者だと。モンスターだと。だから、それは自分とは関係ないものだ。っていう考え方。そう思ってないのかもしれないけど。俺は前から、本当かな?って思ってるわけですよ。地続きじゃないのかなって
太田:例えば凶悪事件が起きた時に、あの人間は最初からモンスターだったんだから、自分とは関係ない異常者だから、で片付けちゃう時あるじゃないですか?それは、社会が望んでる、と思うから。目を背けたいしね?人間って、やっぱり弱いっていうかさ。そういう反応も人間しますよね。
田中:うん。
太田:俺は、小山田圭吾がかつてしたイジメね、俺はあんなことはしないですよ。しないし、あれはひどい陰惨なものだと思いますよ。あの文章読んでね。だけど、俺の中にもいつかああういう語り、過去にこういうことやってさ、っていうモンスターが俺の中にもいつ出てくるかわからないなっていう風に思ってるんですよ。そこで、当時俺らがやっていたネタの話をしたんだけど。

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■小林賢太郎があのネタの中で、ホロコーストや大虐殺をあたかも、ちゃかしたようにとらえられているのは、ちょっと説明をしてほしいなって。

 小林賢太郎が、過去のコント内で、ホロコーストを揶揄したとのことで、オリンピック開会式の演出を解任となったことから、太田は政府の説明責任を問うた。

太田:小林賢太郎が茶化したのは、虐殺があったっていう事実ではなくて、あの当時の教育TVの中でも一番看板番組だった「できるかな」の偽善性を茶化したんだ。あのノッポさんが裏では、本当はこういうやつなんだっていうものなんだ。喋らないノッポさんが、裏では喋りだすっていうところから始まって、どんどんそれがエスカレートするっていう構成のネタなんですよ。その中で、ノッポさんがいかに冷酷か、言うはずもないセリフをいうかっていうところで、善と真逆にある言葉として、彼はあの言葉を選んだ。彼の認識の中では、世界一残虐なこととして、あのことをとらえてる。説明するのは難しいかもしれないけど、選んだ限りは、ぱっと切り捨てるんじゃなくて、少なくともその説明はしてほしい。政府として。

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