2021年4月16日の「問わず語りの神田伯山」で神田伯山が落語の世界への入り方について、話していた。
いきなり寄席には行くな。
変な寄席行って、つまんな落語聞くと、もう落語は嫌いになっちゃいます。避けましょう!(笑)
伯山は、ふらっと寄席に行ってみることではなく、落語のCDから聞くことをおすすめするという。耳だけで、聞いて想像することで楽しむことから始めるのが、落語の世界に入りやすいということだろう。ラジオリスナーにとっても、入りやすい方法だろう。
まずは、立川志の輔から聞こう。
志の輔師匠を5席くらい聞くと、ただのペヤングではないっていうことが分かります(笑)「ためしてガッテン」なんて、誰にでもできるMCだと思うけど、あ~.....志の輔師匠って凄いんだってわかります。志の輔師匠って、芸能人の中でもトップ中のトップなんだってことに気づかされるんですよ。
youtubeでは聞くな。
手軽だがyoutubeでは聞くなと伯山は言う。手軽に入ると、それだけつまらなくなるのだということだ。CDを買うといった行為こそ、落語を面白くさせる。これは趣味全般に言えることだろう。お金がなければ、図書館で借りればいいという。
古今亭志ん朝を聞け。
志の輔師匠を聞く人は、志の輔師匠だけで満足してしまうことが多いのだという。志の輔師匠に飽きたら、古今亭志ん朝を聞けと伯山は言う。
これは、もう超名人です!志の輔師匠は富山の方だから、日本全国にわからそうとしている落語です。ところが、志ん朝師匠は、江戸弁の流暢なリズムのタンタンタン!という良さ。これをもう何でも良いので、10席くらい聞いてください。
一年間、三遊亭圓生だけを聞け。
1年、圓生だけ聞いといてください。もう、ずーーーーと圓生だけ(笑)それでいいです。圓生百席っていうCDがあるんですけど、それだけ聞いておいてください。これはもうびっくりするぐらいのエリート教育です(笑)圓生師匠は、超絶名人なので、奥行きがある。
fc0373.hatenablog.com
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