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「問わず語りの神田伯山」神回 ディレクターが伯山にブチぎれ

 2020年6月、「問わず語りの神田伯山」ディレクターの戸波さんが、伯山の番組中の悪口に対して苦言を呈した。たしかに当時、伯山の悪口はエスカレートしており、面白くもなかった。爆笑問題、太田に、悪口が芸になってないんだよと本気でダメ出しをされてもいた。最終的に、戸波Dは、神田伯山へ自身の想いを綴った手紙を書き、それが笑い屋シゲフジによりラジオクラウド上で全文、読み上げられた。
 問わず語りのディレクター戸波さんが、「向井と裏方」にて、当時を振り返り語っていた。

向井:手紙をね、戸波さんが書かれたっていうラジオクラウドの回、もちろん聞いてますけど、熱量、この番組をどうしていくんだという想いが外に出て、これを聞いているリスナーの声もあってというね。

戸波:もともと、伯山さんがニッポン放送高田文夫さんの番組で、「最近、伯山、悪口言わなくなったな!」って言われて伯山さんが、「いやーもうディレクターに(編集で)切られちゃうんですよ」って言ってるのを、生で聞いて、カチーンって。そういうこと生放送でいうもんじゃないだろうって思って。

戸波:頼まれてもいないのに、いつも番組でこういうことを話したらいかがでしょうっていうメモを持っていくんですよ。いつも2,3個メモを書くだけなんだけど、ワープロで書いているうちに3ページくらいになっちゃって(笑)これを放送で読めってなっちゃったんですよ。
向井:戸波さんから読んでほしいと!?

戸波:無駄な悪口はやめてほしいみたいな内容だったと思うんだけど、
作家のサトケンさんが、とてもいい内容だけど放送にいれたらこれだけで10分とっちゃうからラジオクラウドにしましょうと(笑)

向井:普通ね、裏方さんは表に出てしゃべる機会がないですもんね。
戸波:いや、それは普通なんですよ。今、考えると手紙書いて、これ読めってかなり傲慢だなと(笑)おれの主張に10分使えってことだから。

戸波:放送後、「戸波さんの想いに感動した」とかコメントがあって、
だんだん風向きが変わってきて「戸波、老害」とか「戸波がこういうことを言い出したから、おれは聞くのをやめる」とか。結構へこみましたね。

戸波ディレクターから神田伯山への手紙

以下、ラジオクラウドで読み上げられた戸波Dから手紙を書き起こす(一部省略)

昨日、伯山さんと今後の番組の方向性をめぐって、ああだこうだとやりとりをしました。そしたら、伯山さんがこのやりとり、ラジオで喋っていいですか?と言いました。
また内輪ネタですか?僕はゲンナリしましたが、明日の収録で作家のサトケンさんと打合せをしましょうと言いました。その後、僕は一人で考えました。伯山さんが、たとえ番組で「戸波さんがこう言ってたんだよね」と言ったところで、ネットニュースの文字起こしと一緒で、僕が本当に言いたかったニュアンスまでは正しくリスナーに伝わらないに違いない。誤った情報が、ツイッターやネットで一人歩きするのは僕の本意ではありません。なので僕の本当の考えを、伯山さんやリスナーに伝えるため、手紙を書かせていただくことをお許しください。

僕は、伯山さんが高田先生のビバリーに出演した際に、スタッフに悪口を言うのを止められてると言われたのを聞いて、とても悲しい気持ちになりました。僕の真意が伯山さんに全く伝わっていなかったのかと。

僕は、伯山さんの悪口を止めたいとは思っていません。僕はつまらない悪口が嫌なのです。伯山さん、面白い悪口は、言われた方も輝くミラクルな悪口です。笑えます。普段、色々と溜め込んで言いたいことも言えないリスナーもすかっとします。手を変え、品を変え、ここまで言うか、まさに七色の罵詈雑言です。でも、でも、ただただ言われた方が嫌な気持ちになる悪口は、伯山さんの口からでも全然おもしろくないです。それはやめてほしいのです。

え、今までの悪口ってただ人を傷つける悪口もあったんじゃないの?そんな伯山さんの言い分もあるかもしれません。そこに関しては、過去の放送を洗い直して細かい検証をするのは不可能です。もしかしたら僕は、面白くもない単なる悪口でも面白いと思って編集もせずオンエアに残してしまったかもしれません。でも、でも僕は単なる悪口では笑えませんし笑いません。

演芸評論家の矢野誠一さんをボロクソにけなした放送、あれも結構な悪口ですが、最高に面白かった放送だと思います。心の底から「矢野誠一、ふざけんな!」という正に魂の叫びでした。顔を真っ赤にしてヒートアップした伯山さんは、どことなくユーモラスでチャーミングでした。芸に対する熱い想いも心をうちました。また、その後の真打ち昇進パーティーでの矢野さんと仲直りというドラマも生みました。だからこそ、今週は言うことがないから、こいつの悪口を言おうというのは飽きました。(やきそばかおるさんや、宮川賢さんからも同じ指摘がありました。よほどしゃべることがないんだね、と)

ここからは戸波の個人的な想いです。今後も本当に面白い悪口、心から伯山さんが言わなくてはならない悪口はどんどん言ってください。伯山さんの悪口は、当番組のキラーコンテンツであることは否定しません。でも、でも悪口以外の新たなキラーコンテンツも模索してほしいです。安易に悪口に逃げないでください。悪口に変わるコンテンツの答え探しを伯山さんだけの宿題として押し付ける気はありません。僕や作家のサトケンさん、ADのモチダや代理店のアオキさんらチームで一緒に考えましょう。もう一度言います。一緒に考えましょう。僕はざっくり30年間、ラジオ業界で仕事をしていますが、伯山さんほど衝撃を受けたひとは他にいません。お試しでやった最初のパイロット版から、あのクオリティ。あと5年で定年を迎えるラジオマンが出会えた神様からの贈り物。それは、伯山さん、あなたです。いや、そんなケチな存在ではありません。以前、ジェーン・スーさんが書いてくれた、ラジオが伯山さんを離さないという記事を覚えていますか?伯山さんはラジオ界になくてはならない存在なのです。100年に一度の天才講談師という評判を欲しいままにする伯山さんですが、ラジオの世界でも今までの小さな成功体験に満足せず、さらなる高み、大きな世界を目指してほしいのです。どうせ、ぼくが、ディレクターを担当するのもそう長くないと思います。それゆえに将来はもっともっとたくさんのリスナー、そしてスタッフや共演者の人から、もっと言えば、編成や営業の人からも愛されるパーソナリティになってほしいのです。押し付けがましいかもしれませんが、それが僕の夢です。以上、ディレクターの戸波でした。

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