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「ジブリ汗まみれ」米津玄師が語るジブリ作品や宮崎駿からの影響。

鈴木敏夫ジブリ汗まみれ」、米津玄師出演回を文字起こしする。米津が音楽を創る上で、宮崎駿作品から受けた大きな影響について語っていた。

千と千尋の神隠し」で強烈なインパクトを植え付けられた。

米津:最初に観たのが小学校5年生の時に「千と千尋の神隠し」そこで俺はものすごい強烈なインパクトをこう植え付けられてるっていったらあれですけど。その時観たものがいまだに音楽つくる時とかにも影響をおよぼしてるなっていう感じは凄くしてて。
宮崎駿さんって、どういうことを考えながら映画つくってるんだろうって、ドキュメント番組とか書籍とかいろいろ観たんですけど。そういうものを見れば見るほど読めば読むほど、俺みたいな若者嫌いだろうなって。

鈴木:どうして?
米津:俺、すごい引きこもり体質なんですよ(笑)
鈴木:彼もそうですよ。

漫画版「風の谷のナウシカ」のラストの会話が創作の指針となった。

米津:俺は、漫画版のナウシカが凄い好きで、最後のナウシカと墓場の王との会話が凄い好きで。自分が音楽つくったりする時の指針になってるなって。
鈴木:その中のどのセリフなんですか?
米津:王様がナウシカに向かって、「お前は闇だ」っていう言葉に対して、「違う。私たちは闇の中を瞬く光だ」っていうのが俺凄い好きで。闇も光も両方持ってて、両方表現しないと、リアルなものはつくれないっていうのは、そこで教えてもらった気がして。

カリオストロの城」「魔女の宅急便」のオープニングの凄さについて

米津:カリオストロの城の最初の5分くらいって本当に凄くて。5分くらいで全て説明しきるんですよ。ルパンってこうでしょっていうことを。ルパンってみんな知ってるよね?じゃないんですよね。ルパンが泥棒で、この後、何が起きるんだってことを説明するんですよ。
鈴木:手際いいんですよ。魔女の宅急便もそうでしょ?
米津:そうそう!俺、この間観たんですよ。むちゃくちゃいいんすよね!
鈴木:あの冒頭ってね。普通の人がやると、20分かかるんですよ。
米津:いや、本当にそうなんですよ。



宮崎駿は変人なのに、なぜ普遍的な作品が創れるのか

米津:宮崎さんって凄い変な人じゃないですか?なのに、何で老若男女に受け入れられる普遍的な作品が創れるのか。
鈴木:さっきは言わなかったんだけど、本当はとてもペシミスティックな人なんです。
米津:わかります。
鈴木:わかる人にはわかるんだけど、普通の人にはわかんないでしょ?それの抑えになっているのが何かっていうと、アニメーションってことなんですよ。アニメーションっていうのは子どものもの。そうしたら、子どもに対して絶望を語っちゃいけない?ここがポイントなんですよ。そうしたら自由度がないんですよ。子どもには嘘でも良いから、希望を語る。
米津:わかります。俺もこの間、みんなのうたとかで流れる子どもが歌う曲をつくったんですよ。子どもに何を歌わせたらいいんだろうって悩んだ時に、宮崎さんの言葉とかを思い返して、子どもにとっては、今生きている世界が美しいものなんだって。美しい世界で生きていくんだから、祝福でなければならないって音楽が。俺もペシミスティックな人間なんで、でもそいういうことを子どもに歌わせるってことはできないわけで。

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