２ちゃんねる創始者の西村ひろゆきが、唯一影響を受けたと公言しているのが、岡田斗司夫である。ひろゆき自身に与えた影響と岡田斗司夫の凄さについて語った言葉をまとめてみる。
岡田斗司夫の著作を全て読んだ大学時代
大学生時代に岡田斗司夫の本をすべて読んだというひろゆき。大きな影響を受けながら、大人になり直接会うなんて想像がつかなかったと感慨深げに語っている。
岡田斗司夫さんの本って、無料で読めるので僕、基本全部読んでます。無料で。あのね、アメリカの大学生の時か。１９９９年の段階で、岡田斗司夫さんって自分の本を無料で読めるようにしてたんですよ。あの当時に無料で読めるような本て、まだネット上になかったんですよ。ということで、岡田さんの影響は結構受けているんですよ。（ひろゆきのYOUTUBEチャンネル）
大学生だった時分に、岡田斗司夫さんの本を読んで、影響を受けるわけじゃないですか？で、大人になって、岡田斗司夫さんに会って、普通に「ひろゆき」って呼ばれるっていう状況を、その大学生の時に岡田さんの本を読んでいる時の僕は想像がつかなかったわけなんですよ。（ひろゆきのYOUTUBEチャンネル）
大学生の頃のひろゆきが読んだであろう岡田斗司夫の本
岡田斗司夫の凄さとは
岡田斗司夫の凄さは常人にはできない発想力にあるが、飽きっぽさから広めることまで自分でしないので、本人にメリットが出てないとひろゆきは語っている。
オンラインサロンを世界で初めて始めたのが岡田さん
ひろゆき：岡田斗司夫さんって、優秀ですよね。たぶん、オンラインサロンを世界で一番はやく始めたのって岡田斗司夫さんなんですよね。ただ、岡田斗司夫さんの欠点って面白い発想で面白いことをするんだけど、飽きっぽいので、面白いことを広めていかないんですね。（ひろゆきのYOUTUBEチャンネル）
岡田さんは学者肌で面白いものを作って満足して終了
オンラインサロンをつくって、オンラインサロンプラットフォームみたいなのをつくって、皆にやらせるっていうのを始めればよかったんだけど、「オンラインサロンつくったんだよ」って堀江さん（ホリエモン）に言って、堀江さんがオンラインサロンつくって、その後、プペルの西野さんも始めて、日本中がオンラインサロンっていうのを知ったじゃないですか？でも発明者の岡田斗司夫さんには何のメリットも無いっていう（笑）（ひろゆきのYOUTUBEチャンネル）
最初にクラウドファンディング用のプラットフォームとか、オンラインサロン用のプラットフォームとかつくっていれば、今頃、大儲けしてたんだけど。岡田斗司夫さんって、学者肌というか。面白いものを作って満足して終了。これをどう金にするかっていうのは興味ない。（ひろゆきのYOUTUBEチャンネル）
岡田斗司夫に教わったこと
子どもの時から「自分の理性はコントロールできる」と思っていたひろゆきは、岡田斗司夫の言葉で考え方が変わり、その後の岡田斗司夫のある行動で確信をもったのだと言う。
ひろゆき：岡田斗司夫さんって、すごく論理的な人で頭のいい人なんだけど、あの人がその「自分という生き物に乗っかって操縦しているのが俺」みたいな表現をしてたんですよ。ちょっと言葉遣い忘れちゃったんですけど。結局、猛獣みたいな自分っていうのがいて、そのコントロールは基本できないんですよ。ただちょっと手綱引いたりとか、こっちだよみたいにコントロールすることはできるんだけど、基本その猛獣が何したいとかっていうのは、もう変えられないと。なのでその猛獣をどう使いこなすかっていうのが人間の理性的な動きみたいな。ねっその後ね岡田さんはね、性欲は抑えられないっていうので証明して頂いたんで（笑）
（【ひろゆき】若い頃に岡田斗司夫に教わった事、実際会ってみたら複雑な心境になったという話【切り抜き】 - YouTube）
岡田のように好きなものをより深く知れば勝手にスキルは増える
ひろゆきは、岡田が著書で映画『ジョーズ』をとんでもない手間と時間のかかる方法で分析していた例を出しながら、好きなものをより深く知り、専門性をもてるということを語っている。
ひろゆき：あれ（ジョーズ）を一時停止とコマ送りでずっと見たのよ。このカットは何秒間でカットを変えてるか。このカットをなぜ入れたのか。で、これはなぜここまで伸ばしたのか。っていうのをいちいち細かく分析しながら観るっていうのをやったっていうのがあって、ああいうことをやる人ってその後アニメについて語ったり、アニメをつくったりっていう仕事ができるようになるのよ。だからさ、音楽が好きで聞いてるなら、どうしてこうなっているのか？っていうのを分析しながら聴けば、音楽を語れる人になるし、ワンチャン音楽を作る側の目線になるのよ。（ひろゆきのYouTube チャンネルより）
岡田斗司夫のジブリ解説は面白い
岡田斗司夫の解説を見た後にジブリ映画を見直しているというひろゆき。岡田の『千と千尋の神隠し』の解説の面白さをひげおやじとの配信でこう語っている。
ひろゆき：『千と千尋』ってどんな話だっけと思って、岡田斗司夫さんの解説を見た後に見直したのよ。ハクって出てくる男の子が実は川で死んでしまった千尋の兄なのではないかって言っていて、そういう視点で見直すと「ああ、たしかにその線はあり得るわなあ…」みたいな感じで
ひげ：へ～！
ひろゆき：子どもの頃（観た時に）気づかなかったんだけど、お父さんとお母さんはすごく仲良いんだけど、お母さんは話する時に千尋の方を見ないでずっと話をするんだよね。滑りそうな時に「気をつけなさいよ」って言うんだけど、千尋の方を見ないで言ったりするとか千尋の方を見て笑い合ったりとかが一切ないって岡田斗司夫さんが言ってて、見たら本当にそうなのよ！お母さんが冷たい理由が一切説明されてないの。
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