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【考察】岡田斗司夫が語る「もののけ姫」を本当に理解できるようになる裏設定まとめ

 岡田斗司夫が語る「もののけ姫」を本当に理解できるようになる裏設定をまとめてみた。

タタリ神の正体


 足が8本生えたタタリ神の姿は、平家物語などに登場する妖怪「土蜘蛛」を表しているのだと岡田は言う。

土蜘蛛

岡田:土蜘蛛っていうのは天皇に従わなかった豪族・部族への蔑称。「あいつら土蜘蛛だ!」っていうような悪口なんですね。または、日本を魔界にしようとする怪物でですね、源頼光に倒されたということになっています。なので、宮崎駿としては蝦夷の王アシタカが巨大な蜘蛛を退治したという話が伝聞でゆがんでしまって権力者たちに利用されて源頼光の蜘蛛退治になったというのが、宮崎世界での解釈で宮崎駿一流のジョークなんですけど(笑)このジョークも高級すぎて僕らには伝わらないとうですね(笑)(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

アシタカの村は縄文の巨石文明が残っている場所


 岡田は上記のシーンで、旅立つアシタカがまげを切り落とし、巨石の前に供えるシーンから、アシタカの村が巨石文明が残っている場所として描かれていると語っている。

岡田:この村は岩が御神体、つまり巨石文明がまだ残っているところなんですね。ストーンヘンジのようなものが青森あたりから出土してますのですね。今で言えば東北のかなり奥のところにあるというのがこれでわかります。人がまだ岩を信じていた時代、それは仏教渡来の遥か前なんですよ。仏教のように人間がつくったものであったり、人そのものであったりを拝むというのは縄文的な世界から言うと邪道なんですね。本当にすごいものは自然の中にあるものであって、人間程度のものを拝んでどうするんだ!?とか人間がつくったものをありがたがってどうするんだっていうのが縄文の世界観。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

青森に残る巨石文明の遺跡

アシタカは縄文人の生き残り


 岡田は上記のアシタカの呪われた右腕のあざと奥にある縄文土器の模様が同じであることから、アシタカが縄文人の生き残りであると語っている。

岡田:今は主流の説ではないそうなんですけど、アイヌであったり東北の方に昔日本にいた蝦夷という一族たちは、縄文人の生き残りではないのか?という説が1980年代から90年代にかけて考古学の中ですごい騒がれていた時代があったんですね。今は、主流ではないそうなんですけど、宮崎さんは完全にそれにのっかってつくっている。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)


岡田:クライマックスに出てくるデイダラボッチも身体の中に縄文的な模様がずーっと動いていると。設定資料を見ると、「夜空が歩いているようでもあり、歩く縄文土器のようでもある」というふうに書いてあるんですね。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

岡田:アシタカは呪われたと同時に縄文の神々によって聖痕を与えられたというサインでもあります。呪いによってタタリ神にもなるんですが、ものすごい力を得ることもある。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

モロは古代の神

モロの住処

 岡田は上記のモロの住処が、完全に一枚板の水平な岩を両側から岩が支えているという構造が、明らかに巨石文明の神殿の特徴であると語っている。

岡田:ストーンヘンジもその垂直に、もしくは同じ角度に岩が立っていて、その上に水平に岩の板を乗せることによって神様の座を作ろうとしているんですよ。これが巨石文明の特徴であって、モロの住処「ねぐら」というのはですね、古代人の神殿なんですね。古代の巨石文明には本当の神様が住んでいた。つまりモロ達一族っていうのはですね、その巨大な獣であって、でおまけに人の言葉を話して、古代人たちに神様っていう風に思われてて本当に神様だったわけですね。神殿を作られてそこに祀られていたんですね。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

 大阪の磐船神社の天岩戸もモロの住処と全く同じ構造であるとも岡田は語っている。

大阪府 磐船神社

岡田:しかしこの神殿には今やだれもお参りには来ないですね。これがその「森が死んでいく」という意味なんですよ。ー中略ー森の神様にだれもお参りに来なくなったというのが、森が死んだ理由です。森を単なる天然資源だという風に思ってるから。だから森の中の神様っていうのがだんだん身体が小さくなってくるわけですね。(岡田斗司夫のYoutubeチャンネルより)

エボシ御前はサンの母親

エボシ御前は、倭寇の頭目に買い取られ妻となるが、次第に裏から組織を支配し、夫である頭目を自らの手で殺害し、明の兵器と共に日本へ帰ってきたという壮絶な裏設定が公式資料にある。かつて弱者であったエボシ御前だから、女性たちをタタラ場で働かせることにより解放し、差別を受けるハンセン病の人たちも平等に扱ったのである。
 岡田は、もしサンが、倭寇の頭目とエボシの間の子供であったなら、エボシは愛することができなかっただろうと言い、こう考えると、あらゆることのつじつまが合ってくると言う。
 映画の中で、モロがエボシ御前に撃たれるシーンがあるが、撃たれる前からなぜ、エボシ御前とあそこまで憎み合うのか?モロはエボシを噛み殺すまではやめられないという。モロは愛するサンを捨てたエボシを憎み、エボシが自身の罪の象徴であるサンを育てるモロの君を憎んでいるという構造と考えると、エボシ御前がサンの母親であることを明らかに示している。
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