ひろゆきこそがアノニマスの黒幕であるといわれる４つの理由まとめ

　インターネット上の匿名性や情報発信の自由を守ることを旗印に掲げ、これに制限や規制を加えようとする政府や団体、企業などにサイバー攻撃をかける国際ハッカー集団、アノニマス。最近では、ウクライナ侵攻を続けるロシア政府をターゲットとして活動しているようだ。
　そんなアノニマスだが、元２ちゃんねる管理人のひろゆきがアノニマスの黒幕・一員ではないかという陰謀論があるらしい。噂が生まれたきっかけは、アノニマスのガイ・フォークスマスクがひろゆきの顔と似ていることと、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、ひろゆきのYoutube配信が明らかに少なくなっているということらしいが、調べてみたところ、この陰謀論あながち間違ってもなさそうなのでまとめてみた。

①そもそもアノニマスを生んだのは２ちゃんねるから始まった匿名文化
② ひろゆきはアノニマスを生んだ「4chan」を買収し管理人に
アノニマス説を否定しないひろゆきの発言
- ③アノニマスなの？という質問に「はい」と答える
- ④アノニマスの仮面に似ているという噂に対して

①そもそもアノニマスを生んだのは２ちゃんねるから始まった匿名文化

　そもそもアノニマスの活動は、２ちゃんねるのアメリカ版である「4chan」でのやりとりが起源とされている。２ちゃんねるでの、名無しさん（匿名）での投稿＝「4chan」でのAnonymous（匿名）での投稿なのだ。

　アノニマスは抗議したいことがあると、4chanなどで賛同者を募る。抗議したいと思った人は、誰でも参加できるのだ。自分がアノニマス（匿名）だといえば、誰でもすぐにアノニマス（匿名）になれる。
　

② ひろゆきはアノニマスを生んだ「4chan」を買収し管理人に

　2015年、ひろゆきは「4chan」管理人で友人のmootからサービスを買収し自身が管理人となった。買収のきっかけは、ひろゆきがmootと日本で飲んだ時に「管理人を辞めたい」と告げられたことだという。資金難に陥っていた「4chan」のサービスを持続させるために、ひろゆきはmootから買収することを決める。結局、ひろゆきはめぐりめぐってアノニマスを生んだ「4chan」の管理人となったのだ。
　以下は、「4chan」の売却を発表したmootのコメントである。

moot:「ひろゆき氏は匿名コミュニティーのパイオニアであり、4chanの曽祖父（ひいおじいさん）とみなすことができる（4chanの親であるふたば☆ちゃんねるの親にあたる2ちゃんねるの親なので）。同氏が1999年に立ち上げた2ちゃんねるは、4chanを触発したふたばちゃんねるの開設につながったのだから」とし、「ひろゆき氏ほど4chanのリーダーに適任の人はいない」と語った。

www.itmedia.co.jp

アノニマス説を否定しないひろゆきの発言

　ひろゆき自身、ひろゆき＝アノニマス説をあまりはっきりと否定していないで笑っているのが印象的だ。ここでは、ひろゆき＝アノニマス説に関して言及したひろゆきの発言をまとめてみる。

③アノニマスなの？という質問に「はい」と答える

ひろゆき：ひろゆきってアノニマスなの？はい。えっとなんだろうな。アノニマスって匿名っていう意味なので固有名詞のひろゆきとイコールで繋ぐのは多分なんか言葉の意味としては既に矛盾しているんじゃないですかね。（ひろゆきのYoutubeチャンネルより）

④アノニマスの仮面に似ているという噂に対して

ひろゆき：あのバン？バンフォーベンデッタ？なんだっけ？ガイスピアーズじゃなくて、色々名前忘れちゃったんですけど、イギリスで革命を起こそうとしてお城の下に爆薬をめちゃくちゃ埋めて城ごとぶっ飛ばそうとした人が捕まったっていうのがあって、その人の仮面が革命の象徴、ガイ・フォークスとして使われてるっていうのがあって、それに顔の構造が似ていると。ただ、僕生粋のアジア人なんですよね…（笑）（ひろゆきのYoutubeチャンネルより）

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