稀代の天才 国際政治学者 三浦瑠麗の圧倒的な凄さをまとめてみた。
- 言葉で議論をするのではなく、顔で議論をする天才
- 魔術「論点ずらし」と「論点ちらし」を駆使する
- コロナ第5波の予測をシークレットにやり、ほぼ完璧にあてた
- 国際政治学者だからこその海外メディアリテラシーの圧倒的高さ
- 論文を書かない国際政治学者という新しい学者像を提唱
- 「たいもの礼」誰にでも伝わるように新しい日本語を開発
言葉で議論をするのではなく、顔で議論をする天才
放送作家の長谷川良品は、三浦瑠麗を「言葉で議論をするのではなく、顔で議論をする天才」であると絶賛している。
長谷川:実は三浦瑠麗っていう人は、言葉で議論をするのではなく、顔で議論をする天才なんですよね。顔で論陣を張って、相手を顔で論破する。特に議論が劣勢になると、顔を使って論戦を始め出し、勝ち誇った顔をつくり、勝手に勝者の笑みを浮かべる。まあ、それは当然負けることはないわけですよね。あれって、ある種の本当に凄い発明なんですよね。なので、彼女が繰り広げる論戦って内容うんぬんではなく、とにかく負けないための議論だと感じることがあるんですよね。(2022年7月21日 長谷川良品のYoutubeチャンネル議論の相手を顔で論破する三浦瑠麗氏の発明より)
魔術「論点ずらし」と「論点ちらし」を駆使する
山崎雅弘(戦史・現代史研究家)は、三浦瑠麗が議論で見せる魔術「論点ずらし」と「論点ちらし」を評価しているようだ。山崎は、令和新選組 やはた愛が、三浦瑠麗の論点ちらし・ずらしの圧倒的凄さを天気予報に例えたツイートを引用して絶賛している。
このやはた愛さんのツイート、三浦瑠麗氏が駆使する「論点ずらしと論点散らしのテクニック」を的確に表現されていると思う。一見本題と関係あるようで実はない、あさっての方向に論点を散らして受け手の思考を無駄に疲弊させ、結局何が問題の本質なのかをわからなくする詐術。https://t.co/neJGUYpqZx
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) September 11, 2022
コロナ第5波の予測をシークレットにやり、ほぼ完璧にあてた
稀代の天才、三浦瑠麗は国際政治学者でありながら、新型コロナへの知見もずば抜けており、なんとコロナ第5波の予測をシークレットにやり、ほぼ完璧にあてたことをTBS『サンデー・ジャポン』で発言している。シークレットにやるという聞いたことのない横文字を使うのもさすが三浦である。
しかし、この「シークレットにやり的中させた」という三浦の天才的手法が気に入らない識者が多かったようで、心無い批判の声も受けている。
無敵のテンプレ
— 町山智浩 (@TomoMachi) August 25, 2022
「やっぱり私がシークレットに予想していた通りになりましたね」 pic.twitter.com/z46SaLpHvX
シークレットの予想が全て当たってる、とか言っちゃう
— まっぴら御免之介 (@mahiragomen) August 26, 2022
三浦瑠麗って
やっぱあれなんだなw
なんであんなのがテレビで国際政治学者とか紹介されて公共の電波で発言を許されるのか謎
三浦瑠麗たん「予測をシークレットにやっててほぼ完璧に当たってるんですよ」テレビの中からポワっとインチキおばさん登場 https://t.co/e2Veew2Zi9
— ネブカドネザル2世 (@tenkanese) August 26, 2022
その後、三浦はシークレットに予測することをやめ、予測データとコロナ感染者数の比較のデータをツイッターで更新し始めた。
しかし、これにもまた心無い批判の声があるようだ。天才はつらい。
三浦瑠麗さんのピークアウト予言がいつから始まったのか、ふと気になって遡ってみたら、先月からずっとでした。先週時点で「東京都は来週ピークアウトする可能性が高い」とツイートしていましたが、そこから本人曰く修正と更新を繰り返しつつ、今日に至っています。そりゃ、いつかは当たるでしょうね。
— おじま紘平(東京都議会議員・練馬区) (@ojimakohei) February 4, 2022
国際政治学者だからこその海外メディアリテラシーの圧倒的高さ
海外メディアに精通している三浦瑠麗は、デイリー・メールとワシントン・タイムズを持論の根拠としているようだ。さすが国際政治学者だけのことはある。
デイリーメールを活用して北朝鮮の工作員情報を発信
2018年2月11日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ)で、三浦は、「大都市には北朝鮮のスリーパーセルが潜んでいて戦争になったら大阪がヤバいと言われている」という国際政治学者ならではの国を憂う発言をしている。
※スリーパーセルとは一般市民を装って潜伏している北朝鮮の工作員を指す

心無い識者たちに「具体的な根拠がなく大阪住民の不安と民族差別を煽る発言をした」と批判されたようだ。
発言の根拠を問われた三浦は、国際政治学者らしく、英国の歴史あるメディア『デイリーメール』の情報だと答えたが、これもまた海外通の識者から心無い批判をされてしまったようだ。
ひろゆき@hirox246
三浦瑠璃さんの「大阪にスパイが紛れてる」って発言ですけど、ソースとして出されたのが、デイリーメールだったので驚いてます。
— ひろゆき (@hirox246) February 12, 2018
英国の東スポみたいなモノで、信用出来ない新聞なので、Wikipediaではソースとして、デイリーメールを使うのは禁止されてるほどです。。。https://t.co/pyCSZNHwit
ワシントン・タイムズの華麗な活用

三浦は自身が信頼する海外メディア ワシントン・タイムズの記事を引用しながらも、誤って「ワシントン・ポストの記事では」とツイートしてしまっている。そんなドジをしてしまうのも三浦の良いところだ。ワシントン・タイムズの圧倒的信頼性の前に、ワシントン・ポストなど足元にも及ばないのに。
※ワシントン・タイムズとは、アメリカ合衆国のワシントンD.C.で発行されている世界平和統一家庭連合(旧統一教会)系の日刊紙である。
三浦瑠麗氏、統一教会の機関紙ワシントン・タイムズを無理矢理擁護していたのではなく
— Simon_Sin (@Simon_Sin) July 22, 2022
クオリティペーパーのワシントン・ポストと区別がついていなかった疑惑がhttps://t.co/CaTjnbCHBa pic.twitter.com/B58QaJRkNz
論文を書かない国際政治学者という新しい学者像を提唱
三浦瑠麗の天才性は、論文を書かないのに国際政治学者でいられる点にもあると言われている。なんと三浦は査読付き論文を『シビリアンの戦争 ―デモクラシーが攻撃的になるとき―』(2012年10月)以来これまで一度も書いていないのだ。
※査読とは、投稿された論文が学術雑誌(ジャーナル)の掲載に値するかを精査するプロセスです。 論文を投稿する著者にとって査読とは、自分の論文が受理(アクセプト)され、著名なジャーナルに出版されるためには避けて通れないものです。
三浦瑠麗は、論文という学者業界内でのしきたりから抜け出し、わざとバラエティーの露出を増やして、『新たな学者像』をつくりあげようとしているに違いない。さすが三浦である。
そんな三浦の新しい取り組みにも、思考が古い人間たちから非難の声も寄せられている。
ひろゆき(西村博之)
ひろゆき:三浦瑠麗さんも、国際なんとか学者って名乗ってるんですけど、僕あの人の論文も見たことないんですよね。学会でこういう論文を発表したよ~っていうのを見たことないので、自称学者系の人たちを信じるのってみんな、何でなのかなぁって思うんすよ。(ひろゆきのYoutubeチャンネルより)
ひろゆき:なんで僕べつに三浦瑠麗さん嫌いじゃないし、聞いてて面白いとも思うんですけど・・・何か学会に論文も出してないのに学者って名乗るのってどうなの?っていう風に僕は思うんすよ。評論家ならいいんすよ!エッセイストとかね!(ひろゆきのYoutubeチャンネルより)
成田悠輔
成田は、三浦瑠麗を特定せずにテレビに出ている学者全般は落ちこぼれなのでまともな自分がたまには出た方がいいかなと思っていると語っている。
成田:だからメディアに出てきてるなんとか学者ってついてる人達って基本的にただの落ちこぼれで学者として生きていけなくなった人たちが、社会学者とか経済学者とか脳科学者とか言ってテレビに出たりするっていう構図があるんですよ。そっち側に少しはまともな人がいたほうがいいなと思って、今ちょっと遊んでみてるって感じで(2022年7月31日 Re:Hackより)
ひろゆきも成田悠輔も、三浦瑠麗の新しすぎる学者像にはついていけてないようだ。所詮、彼らも三浦の前では思考が古い人間に過ぎない。
「たいもの礼」誰にでも伝わるように新しい日本語を開発
三浦瑠麗の天才性は、誰にでも伝わるように新しい日本語を開発した点にもあると言われている。2022年8月31日の『ワイドナショー』で、天皇と上皇の国葬である「大喪(たいそう)の礼」を「たいもの礼」とみなに伝わりやすいようにあえて勝手に言い換えている。
三浦:日本で少し私が憂慮するのは、天皇陛下の国葬は当然だと、これはもう“たいもの礼”だと。天皇陛下という方は国民のために祈っていただいている、本当にプライバシーを自己犠牲している。だから権威は認めるけど、民主主義で選んだ総理大臣に対して、毀誉褒貶もあろうだけれども、政治はダメってのは民主的にはおかしいと思っているんです(2022年8月31日『ワイドナショー』より)
発言時の瑠璃の堂々とした顔を見れば、あえて皆が間違えやすい「たいもの礼」をメディアで発言することにより、言葉をよりキャッチーに誰にでも伝わりやすいように勝手に変えたのは明らかだ。
しかし、瑠璃がマーケティング的考えに基づいてわざと違う読み方で発言したことすらわからず、心無い批判をするものもいるようだ。
三浦瑠麗が「大喪の礼」を「たいそう」でなく「たいも」と、したり顔で誤読したのを、事前収録にも拘らず撮り直しせずに「ワイドナショー」で流した天下のフジテレビにも話題が集中した。(2022/8)
— 田中康夫(ヤッシー・康夫ちゃん)bot (@bot_trane) September 3, 2022
三浦瑠麗氏「天皇陛下の国葬は当然だ。たいものれいだ。それなのに安倍元総理の国葬はいけないというのはおかしい」
— 町山智浩 (@TomoMachi) July 31, 2022
「大喪の礼」は「たいそうのれい」と読み、「国葬」ではありません。 https://t.co/tzAKeEL3sn
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