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『鬼滅の刃』作者 天才 吾峠呼世晴の凄さまとめ

 『鬼滅の刃』作者 天才 吾峠呼世晴の凄さをまとめてみた。

片山達彦(『鬼滅の刃』初代担当編集者)

 『鬼滅の刃』初代担当編集者である片山達彦は、吾峠呼世晴の才能をこう語っている。

セリフの力が圧倒的

ーどんなところに才能を感じたんですか?
片山:セリフの力が圧倒的ですよね。あんな言語体系、あまり見たことがない。

先生のセリフは、借りものじゃないんです。『ジャンプ』では「キャラクターを立てよう」と耳が痛くなるほど指導されます。しかし先生は「そのキャラクターが言っているな」と感じられるセリフを自然と書けていた。そこにいちばん才能を感じました。(2020年2月5日ライブドアニュースより)

わかりやすさと、作家性の両方を兼ね備えた

ー改めて『鬼滅の刃』がここまで人気を獲得できた理由は何だと思いますか?
片山:小中学生でも理解できるわかりやすさと、作家性の両方を兼ね備えた作品であること。吾峠先生が連載を獲得するまでに何度も葛藤しながら培ったものと、もともと先生が備えていた才覚が重なり合った結果が、『鬼滅の刃』の魅力だと思います。

そういう意味でも、「先生の力」という一言に尽きますね(2020年2月5日ライブドアニュースより)

【引用元記事】初代担当編集が明かす誕生秘話はこちら
【インタビュー】『鬼滅の刃』大ブレイクの陰にあった、絶え間ない努力――初代担当編集が明かす誕生秘話 - ライブドアニュース


植朗子(文学研究者)

「セリフの反復」による「昔話的世界観」の構築

 神戸大学研究員の植朗子氏が、文学研究者の視点から吾峠氏の世界観を分析した。
 植は、『鬼滅の刃』が、「家族の殺害」、「化け物の襲撃」、「親のいない子ども」、「2人兄妹」、「人里離れた山中」という昔話で見られる世界観を使いながら、吾峠呼の凄さはそれをセリフの力でさらに増幅させた点にあるという。

<小さく 禰豆子 小さくなれ>(竈門炭治郎/1巻・第2話「見知らぬ誰か」)

 実際に小さくなる能力を持っているのは禰豆子なのだが、言葉が反復することによって、まるでおとぎ話の不思議な呪文のように、炭治郎のセリフが響く。「鏡よ 鏡よ 鏡さん」という「白雪姫」のあの有名な一節と同じ物語的効果があるのだ。(2021年11月21日 AERA dot.より)

物語が進むと、炭治郎は鬼殺隊の入隊試験に際して、かつて鱗滝に捕縛され、藤襲山に封印された「魔物(鬼)」と戦うことになる。この鬼・「手鬼」は江戸時代から大正時代まで捕らえられたままで、途方もない長い年月、鱗滝への恨みをつのらせていた。

<鱗滝め 鱗滝め 鱗滝め 鱗滝め!!!>(手鬼/1巻・第7話「亡霊」)

 手鬼によるこの言葉の反復は、鱗滝を恨み続けたとてつもなく「長い時」を表現するとともに、「常軌を逸した狂気」を表現している。鬼に名前を“繰り返し”呼ばせるだけで、これらが巧みに表されているのだ。(2021年11月21日 AERA dot.より)

悪徳の美の表現の秀逸さ

 少年漫画の敵キャラには『強さ』が表現されることが多いが、『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨は強さよりも『美しさ』の表現が登場シーンから際立っていたと植は語る。

無惨は浅草の街で炭治郎につかみかかられた時に、一瞬だけ「鬼の眼」で描かれているが、その直後には、世にもまれな美青年であることが印象づけられる。明らかに上質な洋装姿、おしゃれで、連れ歩いている妻子も愛らしい。

「鬼でありながら魅惑的である」ことは、読者を“悪への陶酔”へと引き込む。実際に、鬼滅ファンには、主人公よりも、鬼のキャラクターが好きだという人が数多くいる。人間を喰う恐ろしい存在であるにもかかわらず、惹きつけられずにはいられない。

「鬼滅」において人間の捕食シーンは、肉を喰う描写にされることもあるが、血を吸っているのではないかと思わせる場面が多々見られる。吸血鬼的な耽美さ、美しい魔物の魅力がここにある。無惨以外にも、童磨(どうま)、堕姫(だき)など、登場だけで話題となった「美しい鬼」も、ストーリーの中で“美”が重要な役割を果たしていることを示す。(2021年11月21日 AERA dot.より)

 神戸大学研究員の植朗子氏による分析記事は、同サイトで何度も100万PV以上を叩き出し、配信されるたびにSNSで話題となり鬼滅ファンからも認知されているようになった。人気連載をまとめた単行本はこちらから

【引用元記事】植朗子氏の吾峠呼世晴の凄さ分析記事はこちらから
「鬼滅」作者・吾峠呼世晴氏が天才たるゆえん 植朗子氏が分析(1/4)〈dot.〉 | AERA dot. (アエラドット)

ジブリ プロデューサー 鈴木敏夫

日本の歴史の中で不安定なことがあると、必ず登場したのは鬼ですよね。

あ、鬼かと思ったんですね。日本の歴史の中で不安定なことがあると、必ず登場したのは鬼ですよね。世の中が不安定になると、その原因を知りたい。それは鬼に違いないと(笑)要するに具体的に決めておいて、その人をやっつけると平安が戻ると、そういうことをずっとやってきた歴史がある。それこそ平安の時代から。江戸時代だと、鬼じゃなくて、たぬきになったけど。だから、僕らは「平成狸合戦ぽんぽこ」というのをつくるときに、同じような気持ちで、日本人がかつてやってきたことをやろうと思ってしたんですけど。出るべくして出た作品だなと思った。

こういう物語を少女漫画でやるとこうなる。

男性じゃないんですよ。それはね、僕がちょっと横で見たときに「ああこれは女性だ」って思ったんです。コマの運びがね、僕らはそういうのを見るとすぐわかるんですけれど。心の動きだけで描いてるんですよ。あまり具体的じゃないんですよね。そうすると、心の動きで描くっていうのは、まあ端的に言ってしまえば、少女漫画の手法。こういう物語を少女漫画でやるとこうなる。だからね、たぶん、闘いのシーンなんかもね、そんなにページを割かないんですよ。そこらへんに大きな特徴がありますよね。それをアニメーション化するときには、男がやるでしょ。
どうしても、そこを長くしたりするんですよ(笑)。だから、僕なんかは、原作通りやった方がいいのにと思ってるんですけどね。

米誌タイム 2021年次世代の100人に選ばれる

 米誌タイムの看板企画「世界で最も影響力のある100人」の次世代版で、バイデン米大統領の就任式で自作の詩を朗読した黒人女性の詩人アマンダ・ゴーマンさんや、34歳でフィンランド首相に就任したサンナ・マリンさんらと共に選出された。
 同誌は、昨年公開された映画の興行収入が「千と千尋の神隠し」の316億8000万円を抜いて歴代1位となったことを紹介し、「夢のような偉業だ」とたたえた。

ひろゆき(西村博之)

全ての人が実在する完全に齟齬の無いストーリー

ひろゆき:キャラクターを凄い細かく設定する神経質な人が書いているので、『ドラゴンボール』みたいに新しい敵が出ました!とかで話を続けたり、引き伸ばしたりとか多分できないタイプの人だなっていうのが、伝わってくるんですけど。(ひろゆきのYoutubeチャンネルより)

ひろゆき:全ての人が実在するって考えて、この人だったらこう動くだろうっていう設定に齟齬がないような形で話を進めようとしてるんすよね。なので、ある人の技の名前は過去にこういうことがあったから、こういう名前ですよとか。普通、鬼って人間襲う側なので、殺せば終わりじゃんなんだけど、鬼になった人っていうのはこういう人生があったので、結局こうなったんですよって、全員が全員悪い人じゃないんだよね。(ひろゆきのYoutubeチャンネルより)

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