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天才マンガ編集者 佐渡島庸平がクリエイターは絶対に読むべきとおすすめするマンガまとめ

 『バガボンド』『ドラゴン桜』『働きマン』『宇宙兄弟』など大ヒットマンガを手掛けた天才マンガ編集者 佐渡島庸平がクリエイターは絶対に読むべきとおすすめするマンガをまとめてみた。

佐渡島庸平とは

クリエイターズステーションより

株式会社コルク / 代表取締役社長
1979年生まれ。中学時代は南アフリカ共和国で過ごす。灘高校から東京大学文学部に進学し、大学卒業後の2002年に講談社に入社し、週刊モーニング編集部に所属。『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』などの編集を担当する。2012年に講談社を退社し、作家のエージェント会社、コルクを設立。

『日出処の天子』(山岸凉子)

内容:ときは飛鳥時代前夜、権勢を誇る蘇我氏の後継者たる毛人は14歳。父に連れられて出仕した朝廷で、10歳の少年、厩戸王子と出会う。毛人と厩戸、ふたりの激動の物語が、いま始まる。数多くの貴重なカラー原稿、トビライラスト、予告カットなどを完全再現。日本の漫画界を代表する山岸凉子の最高傑作「完全版」!

日本のマンガ史に残る神がかった作品

佐渡島:僕はもう『火の鳥』とかと同じで日本のマンガ史に残るマンガの図書館に10冊しか入れれないなら、必ず入ってくるような凄い作品。これはもう凄すぎてどこが凄い理由なのかわかるようには説明できない。マンガにしかできない不思議な演出、不思議な効果っていうのをいっぱい生み出していて作家が神がかった時にはこういう作品が生まれるんだなと。人間が描いたとは思えない不思議な作品になっている。(2022年5月16日マンガ家を志す人には絶対に読んでもらいたい大傑作。山岸凉子さんの『日出処の天子』を紹介! - YouTube

孤独な天才、超能力者である聖徳太子というぶっ飛んだ設定

佐渡島:「BL」っていう言葉がない時代に生まれた作品で、設定がぶっ飛んでいます。廐戸皇子(聖徳太子)と蘇我蝦夷、この2人の禁断の恋の物語なわけですよね。そして、なんと聖徳太子は超能力者。その聖徳太子が超能力によって日本を治めているわけなんだけど、彼はその圧倒的な能力が故に孤独なんです。母親からも人間ではないと思われ愛してもらうことができなかった。その孤独を蘇我蝦夷という男だけが癒やすことができて、その2人が惹かれ合うんです。なんどけど、蘇我蝦夷は女性のことを好きになっていってしまう。(2022年5月16日マンガ家を志す人には絶対に読んでもらいたい大傑作。山岸凉子さんの『日出処の天子』を紹介! - YouTube

不思議な背景が脳内トリップさせる

佐渡島:何よりもクリエイターの人に見てもらいたいのは、山岸凉子さんの背景、いろんな建物があります。聖徳太子の時代の建物、一切仕上げの処理がない、影もつけてない、トーンも貼ってないシンプルな線だけ、細い線だけの一見それだけ見ると手を抜いてるかのような背景なんですよ。なぜか見ている人間たちは聖徳太子たちの時代にトリップしてる感じがあって、読み終えたあとにその時代に旅行したような気分で、脳内では完全にトリップしている!それがね、僕はシンプルな背景からトリップさせてるとしか思えなくて、なぜそれができているのか言語的には説明できない。(2022年5月16日マンガ家を志す人には絶対に読んでもらいたい大傑作。山岸凉子さんの『日出処の天子』を紹介! - YouTube

これが真実の歴史だと思わせる圧倒的な力がある

佐渡島:中途半端書き込みがしてあると、脳でうまく補完できなくて中途半端な補完具合の絵で受け入れてしまうけど、あまりにもシンプルだから、脳で補完しながら聖徳太子達の物語を見るんですよね。読みながら超能力だなんてあり得ないってことはわかってるんだけれども、古代日本史、山岸さんが描いている通りのことが起きてこれが真実の歴史だったんじゃないかと。これは本当に不思議としかいいようがない!(2022年5月16日マンガ家を志す人には絶対に読んでもらいたい大傑作。山岸凉子さんの『日出処の天子』を紹介! - YouTube

『まんが道』(藤子F不二雄)

内容:コンビの漫画家、藤子不二雄をモデルとした満賀道雄と才野茂。二人の出会いから、漫画に心血を注ぎ上京してプロの漫画家になるまでの姿を実話と脚色を織り交ぜて描いた自叙伝的作品である。漫画を描くことが好きな二人の少年満賀道雄と才野茂は手塚治虫の『新宝島』に衝撃を受ける。「漫画」という共通の夢を持った二人は合作という執筆体制をとって、憧れの手塚治虫の背中を追いかけプロの漫画家を目指し成長していく。

佐渡島:僕の世代で創作に興味のある人はみんな読んでた。でも最近読まなくなってる可能性がある。手塚治虫を始め偉大なマンガの歴史をつくった人たちが一箇所のアパートに偶然集まって住んでいて、切磋琢磨して花開いて日本のマンガ文化をつくったんですよね。どう切磋琢磨したのか?どんなことに悩みどんなことで喜び、苦しみをわかちあったのかということが凄く伝わってきます。(2021年1月26日 佐渡島チャンネル マンガ家には読んで欲しい より)

『バクマン。』(大場つぐみ・小畑健)

一握りの者にしか得られない栄光を手にするため、険しい“マンガ道”を歩む決意をした二人。高い画力を持つ真城最高と、文才に長ける高木秋人がコンビを組み、新たなマンガ伝説を創る! 新時代成功物語開始!!(BOOKデータベースより)

佐渡島:『バクマン。』っていうのはジャンプ最高のマンガを生み出し続けている仕組みの中でどんな切磋琢磨が行われているのか。YOUTUBEの本国の方が「今、Youtubeで起きている切磋琢磨は、『バクマン。』で起きていることと同じです!だからYoutubeの質がどんどん上がっていって面白い動画が増えるんですよ」って言ってて(笑)Youtubeの人が『バクマン』に例えるんだあと思って面白いなあと思いましたけど。(2021年1月26日 佐渡島チャンネル マンガ家には読んで欲しい より)

佐渡島:僕なんかも『バクマン。』ってリアルなんですか?って聞かれるんだけど、漫画的演出が入っているとはいえ、かなりリアルです。言っていることとかは、もう本当に競争とか大変さとか含めて凄くリアルなのでいい本じゃないかなあって思います。(2021年1月26日 佐渡島チャンネル マンガ家には読んで欲しい より)

『かくかくしかじか』(東村アキコ)

自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!(BOOKデータベースより)

佐渡島:地方から東京に出てきてマンガ家になるまでの東村さんの自伝的作品というふうに言われてますけど、その成長の流れとかどんなことを感じるかというのが丁寧に描かれているマンガかなあと思うんですよ。だから、ある種エッセイみたいなものかなと思います。(2021年1月26日 佐渡島チャンネル マンガ家には読んで欲しい より)

佐渡島:マンガ家マンガを描くときに『かくかくしかじか』は完全に目標とすべきレベルかなあと。『バクマン。』っていうのは、リアルなんだけど、ジャンプ的なバトルとして描かれてますけど、『まんが道』と『かくかくしかじか』はエッセイ的な自伝的なマンガとして非常に優れているかなあと思います。(2021年1月26日 佐渡島チャンネル マンガ家には読んで欲しい より)


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