考察

「鬼滅の刃」はなぜ大ヒットしたか?ジブリ鈴木敏夫や押井守ら業界関係者の批評まとめ

鬼滅の刃ヒットの理由を語るジブリ鈴木敏夫や、押井守監督など識者の批評をまとめてみた。 ジブリ プロデューサー 鈴木敏夫 日本の歴史の中で不安定なことがあると、必ず登場したのは鬼ですよね。 こういう物語を少女漫画でやるとこうなる。 映画監督 押井守…

なぜジブリ作品はヒットするのか、稀代のプロデューサー鈴木敏夫の凄さ。

ジブリ作品が興行収入・認知度の点で国民的映画となったのは、宮崎駿の圧倒的な才能に加えて、プロデューサーの鈴木敏夫の人心掌握術や宣伝戦略によるところが大きいと言われる。鈴木敏夫はいかにジブリ作品のヒットの法則を創ってきたのか?鈴木敏夫という…

デヴィッド・フィンチャーの傑作『ゾディアック』 ゾディアックに関わるのはエヴァにはまるのと同じなのだ。

デヴィッド・フィンチャーの『ゾディアック』が好きだ。これフィンチャー作品の中ではわりとマイナーな部類になるんだろうか?実際に起きたゾディアック事件を描いてるんだから『犯人が捕まるわけない』わけで(笑)自分もちょっと観るのを躊躇していたんだ…

内田樹さんによるヒッチコックの傑作『裏窓』の解説

内田樹さんの『映画の構造分析』読了。なかなか面白い本だった。この本、映画批評の本なのだと勘違いして手にとったのだが、それは著者のまえがきで否定される。「これは映画批評(のような)本ですが、映画批評の本ではありません」じゃあ、何なんだよ?とい…

『ブレードランナー』がカルト化した4つの理由

先日『ブレードランナー』ファイナルカット版を鑑賞。これで3度目の鑑賞だけどやっぱり凄かった。何が凄いってそのマイナー臭というかカルトっぽさというか。 ストーリーはすごく単純。2019年地球は荒廃し、人類は宇宙の開拓のために人造人間レプリカントを…

考察『桐島、部活やめるってよ』宏樹の涙の理由。

DVDにて再見、やっぱり良い映画でしたよ。 とにかく神木隆之介演じる前田君ね。原作からの改変として、好きな監督が岩井俊二からジョージ・A・ロメロに、読む雑誌はキネ旬から映画秘宝へとw 魅力的すぎるだろ!前田くん!ぼくのフェイバリットシーンが、前田…