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完全にイカれている天才成田悠輔が、それなりに認めておすすめする本まとめ

完全にイカれている天才成田悠輔が認めておすすめする本をまとめてみた。

アベマプライムより

哲学・評論

「独立国家のつくりかた」(坂口恭平)

 成田悠輔がクーリエ・ジャポン(2022年5月)で推薦した図書。そういえば、成田悠輔より前に坂口恭平が「独立国家」って言ってたなあと思い出す。

内容:現政府に文句があるなら、勝手につくっちゃえばいい! 東日本大震災後に熊本に新政府を設立し、初代内閣総理大臣に就任した男が明かす、いまを生きのびるための技術とは? 何も壊す必要などない。ただ、あらゆる常識を根底から疑い、歩きかたを変えてみる。視点を変えてみる。そして、思考しつづける。それだけで世界はまったく別の相貌を見せ始める。ここには希望しかない!(BOOKデータベースより)

成田:「何かを「変える」ことが革命なのではない。むしろ、革命がすでに起きていることを、思考の転換によって見つけ出すことができる。それは「変える」というよりも「拡げる」方法論である。生き方は無数にあるということを気付く技術」だという気づきからはじまる「独立国家のつくりかた」には、天下国家の政治の話も経済の話も外交の話も出てこない。トップダウンの国家変革より、隣のおっさんの生態観察からボトムアップの国家工作を目指す唯一無二の書。(クーリエ・ジャポン2022年5月より)

「米国最強経済学者にして2児の母が読み解く子どもの育て方ベスト」 (エミリー・オスター)

経済学者が子育てをめぐって教師を詰めまくる

成田:僕の同業者で、エミリー・オスターっていう研究者がいるんですよ。この人、元々は経済学者であり同時に医療に関して、その効き目はあるか?とかをデータを使って調べるみたいなことをやってた人なんですよ。彼女が子どもを産んで、子育ての仕方に関するエビデンスみたいなのをガチで調べまくってまとめて何冊かの本にするっていうのをやったんですよ。

ー自分の子どもで実験したんですか?

成田:実験してるっていうのもあるし、これまでのエビデンスをまとめるっていうのもある。エビデンスのプロである彼女が調べまくって、自分の子どもを見てくれてる産婦人科医とか保育園・幼稚園の先生を詰めまくっていく(笑)

ーふふふ(笑)

成田:何のエビデンスがあるんですか!?みたいなのを次々詰めまくるっていう面白い本があって(2022年4月2日 新R25チャンネル「社会性のない子どもを育てたい」より)

教育において、有効なものと有効でないものを見極めた傑作

成田:与えられた目的、それはなんか将来の収入なのかもしれないし、失業率を落とすことなのかもしれないし、あるいは短期的な成績なのかもしれないですけど、そういうもののために何は有効で何は有効じゃないのかをちゃんと見極めて、ダメそうなものはちゃんと切っていきましょうと。

ーはいはい。

成田:特に日本とか、最近予算もお金もあんまりないので、無駄なことにお金を使ったり、馬車馬のように先生が働くことで、人海戦術でやっていくのは無理だよねっていう時に、どんな制度とかどんな政策とかどんなカリキュラムをやればいいんだろうみたいなことを考えるには役に立つ枠組みなのかな?っていう感じがしますね。(2022年4月2日 新R25チャンネル「社会性のない子どもを育てたい」より)



「 本当に君は総理大臣になれないのか」(小川淳也)

 成田悠輔がクーリエ・ジャポン(2022年5月)で推薦した図書。映画化もされ、映画評論家の町山智浩氏や、脚本家の宮藤官九郎も激賞している。


内容:――はじめに一つだけ確認しておきます。政治家の本にありがちな、馴れ合い、お世辞やお追従の満載、予定調和型のインタビューにするつもりは一切ありません。小川さんにとって答えづらいところもあるかもしれませんが、あとで活字になったゲラを見て「ここは都合が悪いからカットしてほしい」と言われてもお断りします。つまり完全な「ガチンコ」の取材なのですが、そのような条件でもよろしいですか?
小川 結構です。すべておまかせします。
――ありがとうございます。それでは始めましょう。意地の悪い質問に聞こえたらすみません。(本書より)

成田:地盤・看板・カバンのない平民はなぜ総理大臣になれないのか? みじめに体を張って答えを示すのが小川淳也さんだ。平民であるにもかかわらず総理になれた菅義偉や田中角栄との違いを考えることで、「なぜ総理大臣になれないのか?」という問いの本質が見えてくるかもしれない。(クーリエ・ジャポン2022年5月より)




「革命論集」(アントニオ・グラムシ)

 成田悠輔がクーリエ・ジャポン(2022年5月)で推薦した図書。

稀代の革命家アントニオ・グラムシ(1891-1937年)が1914年10月から逮捕・収監される直前の1926年10月に残した論考群。イタリア共産党結成に参加し、逮捕状を出されながらもムッソリーニのファシスト政権と対決し続けたグラムシは執筆活動でも戦闘を展開した。のちの「獄中ノート」に結実する独自の思想の土壌を形成する時期の論考を精選・収録した本書は、その大部分が本邦初訳となる第一級の文献である。(BOOKデータベースより)

成田:アントニオ・グラムシは抵抗者の側から国家を見た。戦前イタリアで誕生したムッソリーニ独裁政権への反政府運動を主導し、獄中で死んだグラムシは「認識においては悲観的に、意志においては楽観的に」の合言葉で知られる。グラムシが遺した体系を持たない獄中日記は、体系化を拒む政治と国家の本質を暗示しているのかもしれない。(クーリエ・ジャポン2022年5月より)



「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド)

成田:「分厚くて読むのダルいって人、本よりずっと現場感のある動画版があるよ。」

www.youtube.com



浅田彰・柄谷行人 著書

 成田悠輔が高校時代に弟の修造におすすめしたのが、浅田彰と柄谷行人の著書であるという。

 修造:中学生の頃に、僕も勉強したいからっていって、何か30冊くらい兄にどわーーと本のリストをもらって

ーお兄さん、その時は何歳?

修造:18歳。浅田彰さんの本とか、柄谷行人さんの本とか。

ー(笑)いや、むずかしい。

ひろゆき:いや(笑)中学2年生が勉強したいっていって、渡す本じゃないですよね!

修造:いや、でも本当にそれを渡されて、そっからですかね?僕も勉強っていうか
(【ひろゆきvs成田悠輔の弟】日経テレ東大学より)



『戦略的思考をどう実践するか エール大学式「ゲーム理論」の活用法』(ディキシット,アビナッシュ)



「ウイルスの意味論」(山内一也)

成田「言葉が追いつけないウィルスの化け物っぽさかわかる本」



精読 アレント「全体主義の起源」(牧野雅彦)

 成田悠輔がクーリエ・ジャポン(2022年5月)で推薦した図書。

成田:本を批判したり論評したりすることは簡単だが、正確に要約することは難しい。大著であればあるほどそうだ。ハンナ・アーレントの大著『全体主義の起源』の正確な要約を目指す本書は、よくヒトラーやスターリンの話だとざっくり思い込まれているこの本のイメージの矯正をしてくれる。ここにあるのは、当事者から見たナチスの総括などではなく、世界中に大小様々な形で現れつづける全体主義という国家の生活習慣病の発生学だ。この本を貫くのは、19世紀からのネーション・ステート・資本の三位一体主義、帝国主義、そして人種主義などが絡み合って全体主義を作り出す「主義・イデオロギーの化学反応」とでも呼ぶべき構造的視点だ。全体主義の時代を生きたアーレントの個人史を超えて、全体主義という病へといたる世界史が現れる。(クーリエ・ジャポン2022年5月より)



「ルイ・ボナパルトのブリュメール18日」(カール・マルクス)

成田:マルクスの本を今読み直すと、論理的には支離滅裂、実証的には嘘八百で閉口することが多い。だが、だからこそマルクスの言葉が世界を変えたのかもしれない。『資本論』がマルクスの資本主義論であるとすれば、本書はマルクスの民主主義論である。うん、いたるところ支離滅裂で嘘八百でわけがわからない。だがそれでいい。

「見当もつかないほど革命の目的が大きいので、革命は尻込みを何度もくり返す。尻込みをしなくなるのは、どんな後戻りもできない状況になったときだ。するとその環境のほうが、こう呼びかける。

ここがロードス島だ。ここで跳べ!

ここにバラがある。ここで踊れ!」(クーリエ・ジャポン2022年5月より)



「スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護」(蓮實重彦)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

潜在的なものが顕在化する瞬間のために-。映画、文学、思想、様々なジャンルの批評でインパクトを与え続ける著者が放つ、初のスポーツ批評論集。ワールドカップ狂想曲や、プロ野球を中心に語る。(「BOOKデータベース」より)


「文学者の戦争責任」吉本隆明

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

「堕落論」(坂口安吾)

昭和初期に活躍した「無頼派」の代表的作家である坂口安吾の評論。初出は「新潮」[1946(昭和21)年]。「日本文化史観」や「教祖の文学」と並ぶ、安吾の代表的評論。「半年のうちに世相は変った」という有名な書き出しを枕に、戦後直後の日本人が自らの本質をかえりみるためには、「堕落」こそが必要だ、と説いたことで世間を賑わせた。現在も賛否両論を集める、過激な評論作品。(「BOOKデータベース」より)


「 書きあぐねている人のための小説入門」(保坂和志)

成田「研究者やエンジニアへの教訓にも聞こえる」


「「超」整理法:情報検索と発想の新システム」(野口悠紀雄)

成田:「いま人が直面してて30年後には消えてる情報の苦痛は何だろう?」

「人間であるという運命―マルクスの存在思想」(鶴舞斉)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

思考が根源か、存在が根源か、現実に生きなければならない人間にとって、そんなことはどうでもいい。問題は、思考が存在を措定しえず、存在がまた思考を措定しえない、「存在と思考のあいだの、意識と生活のあいだの区別を痛切に感じ」ざるをえない生き方自体にあり、その生き方を、「痛切な感じ」を主体的に捉えること、この「感じ」を生き方として実践として捉えることにある。世界を「解釈」してきただけの哲学はこの点で「変わる」し、また世界を「変える」哲学は、この人間の生き方自体にしかないのではなかろうか。(「BOOKデータベース」より)


「狭山事件」

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

昭和38年5月1日、埼玉県狭山市で16歳の女子高校生「中田善枝さん」が下校途中に行方不明になった。同日深夜、「善枝さん」の自宅に20万円の身代金を要求する脅迫状が送りつけられ、その3日後、彼女は絞殺死体で発見された。埼玉県警と狭山署は営利誘拐殺人事件として捜査を始め、「石川一雄」という被差別部落出身の青年(当時24歳)を別件で逮捕する。6月23日、石川青年は身代金目当てに「善枝さん」を誘拐して殺したことを自供。昭和39年3月11日、浦和地裁で死刑判決が言い渡されるが、2審の東京高裁で一転、無実を訴える。同高裁は10年に及ぶ長い審理の末、死刑を無期懲役に減刑する判決を言い渡した。この間、ズサンな見込み捜査と、不公正な裁判に世論の注目が集まり、「石川一雄」の冤罪を晴らす再審請求運動が広がっていく。いわゆる「狭山事件」である。(「BOOKデータベース」より)

「キリスト教思想への招待」(田山健三)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

キリスト教思想には余り知られていないすぐれた遺産、貴重な考え方がある。歴史を遡り聖書を繙いて、よく見える地点へと誘う。(「BOOKデータベース」より)

「なぜカルト宗教は生まれるのか」(浅見定雄)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

なぜ若者たちは、オウム真理教や統一協会に惹かれるのか。カルト宗教のマインド・コントロールとは、その手口は、解くためには…。(「BOOKデータベース」より)

「痛快!憲法学」(小室直樹)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

日本国憲法はすでに死んだ! 天下の大碩学・小室直樹が語る「憲法原論」ついに登場。日本人の常識を覆す、その内容は右も左も必読!! 毎度恒例の特別ゲストは『北斗の拳』。(「BOOKデータベース」より)

痛快!憲法学 (痛快!シリーズ)

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「人間・この劇的なるもの」(福田恆存)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

「恋愛」を夢見て「自由」に戸惑い、「自意識」に悩む……。
「自分」を生きることに迷っているあなたに。若い世代必読の不朽の人間論。人間はただ生きることを欲しているのではない。現実の生活とはべつの次元に、意識の生活があるのだ。それに関らずには、いかなる人生論も幸福論もなりたたぬ。
――胸に響く、人間の本質を捉えた言葉の数々。自由ということ、個性ということ、幸福ということ……悩ましい複雑な感情を、「劇的な人間存在」というキーワードで、解き明かす。「生」に迷える若き日に必携の不朽の人間論。(「BOOKデータベース」より)


エッセイ

『人月の神話』(フレデリック・ブルックス)

成田:「計算機絡みのエッセイで半世紀近く読まれるのはとんでもない」



「愛なんて大っ嫌い」(冨永愛)

成田:「言葉がわけわかんないくらい鋭利。こんな10行書ける作家なんてほとんどいないんじゃないか?」

Ai 愛なんて 大っ嫌い

Ai 愛なんて 大っ嫌い

  • 作者:冨永愛
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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「カレンの台所」( 滝沢カレン)

成田「凄すぎでこわい本... 動画レシピ全盛の時代に文章レシピ本」


カレンの台所

カレンの台所

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小説

「団塊の世代」(堺屋太一)

ものすごく夢がない形で未来を正確に予測した小説

成田:堺屋太一っていうおじいさんが書いた「団塊の世代」っていう小説ありますよね?僕あれは実はすごい本だと思っていて。1960年代後半の当時の日本の人口に関する統計とかデータみたいなものが最初に載っかっていて、それに基づいて数十年後の日本社会のごくごく普通のサラリーマンとか家族がどんな感じの生活をしていて会社はどんな感じになっているかっていうのをものすごく夢がない形で予測した小説なんですよね。それが、団塊の世代っていう世代が、いろんな意味で日本を支えてきた世代であると同時に日本に危機をもたらす世代でもあるだろうっていう予測をつくりだして団塊の世代って言葉を作り出したって感じだと思うんですよね。

成田:妙に奇抜で想像力を駆り立てるだけのSFになろうとする欲望にあらがっていて、どちらかというと着実に訪れるであろう現実をできるだけ高解像度で描こうとするタイプのものかなと思って、凄く共感した覚えがあります。



「ラヴリー」(田口賢司)

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

ねえブラジル"世界の終わり"って信じる?"ああチワワ、世界はずっとこのまま続くさ。いつまでも…"。ヘヴィメタルな真夏の太陽の下、二人の愛は光の世界へ駆け抜ける。世紀末の最強ロード・ノヴェル登場。(「BOOKデータベース」より)

「抱擁家族」小島信夫

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

妻の情事をきっかけに、家庭の崩壊は始まった。たて直しを計る健気な夫は、なす術もなく悲喜劇を繰り返し、次第に自己を喪失する。不気味に音もなく解けて行く家庭の絆。現実に潜む危うさの暗示。時代を超え現代に迫る問題作、「抱擁家族」とは何か。<谷崎潤一郎賞受賞作品>(「BOOKデータベース」より)

「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」中原昌也

成田悠輔が中学生時代の弟にすすめた本。

「これを読んだらもう死んでもいい」(清水アリカ)——刊行後、若い世代の圧倒的支持と旧世代の困惑に、世論を二分した、超前衛—アヴァンギャルド—バッド・ドリーム文学の誕生を告げる、話題の作品集。(「BOOKデータベース」より)

その他

月刊ムー


ムー 2022年5月号 [雑誌]

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天才成田悠輔が中学生時代の悩めるかわいそうな弟に薦めた本まとめはこちら
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