日経テレ東大学パンダの中の人、高橋弘樹が教えるTV・動画演出極意

 日経テレ東大学パンダの中の人、高橋弘樹が教えるTV・動画の演出極意をまとめてみた。

高橋弘樹とは
1981年7月7日生まれ
テレビ東京プロデューサーであり、日経テレ東大学「Re:Hack(リハック)」のパンダの中の人であり、プロデューサー。『家、ついて行ってイイですか?』などのヒット番組で知られる。

演出の極意は言葉の抑揚

 高橋は、演出を書ける時は演者の「声の出し方」にこだわらないとマスに届くコンテンツにならないと語っている。

高橋:「今日は晴れです」っていう言葉でも「今日は!晴れです」っていうのと、「今日は、晴れ!です」っていうので全然違うんですよ。「今日は!晴れです」って言ったら昨日までは多分雨だった。「今日は、晴れ!です」って言ったら晴れだから良いことがあるのかなとか(Youtubeチャンネル テレビ東京公式『1秒でつかむ』高橋弘樹×『1分で話せ』伊藤羊一』2019年2月12日)

 そんな演出手法大全がこちらの『1秒でつかむ』という著書にまとめられているようだ。。

 こちらの『1秒でつかむ』は、日経テレ東大学Re:Hack 出演の社会学者西田亮介氏になぜか絶賛されている。

『家、ついて行ってイイですか?』開発秘話

 ここでは、高橋企画・プロデュースの大ヒット番組『家、ついて行ってイイですか?』の開発秘話をまとめてみる。

好きなことを仕事にする

 高橋は「好きなことを仕事にする」、「情熱をこめなければ良い製品はできない」というよく聞く教訓を自身のヒット番組『家、ついて行ってイイですか?』の企画を例に語っている。

家ついていってイイですか?

高橋:『家、ついて行ってイイですか?』ていうのも、街歩いててね?綺麗な人見かけたら、ついていかないよ?でもついていきたいなっていう根っこがあったんだよね。あと電車ですごいブチギレてるサラリーマンがいて、こいつどんな顔してるんだろうって見てみたい気持ちがあって、そういう自分がやりたいってことをなるべく企画に落とし込む。(minpo.work 人気番組「ブレバト!!」と「家、ついて行ってイイですか?」の演出2人が語る「テレビ・ラジオの魅力」 - YouTubeより)

活用した5つのドキュメンタリー手法

 高橋は、『家、ついて行ってイイですか?』を新しいドキュメンタリー番組とするために5つの手法にこだわったのだという。

①「即興」のドキュメンタリー
②「バラエティ」・ドキュメンタリー
③「超リアル」ドキュメンタリー
④「半径10m以内」のドキュメンタリー
⑤「偶然」のドキュメンタリー
 出会ったらその場でついていく「即興性」によって何が生まれるのか高橋はこう語っている。

高橋:数時間という短い時間を逆手にとって、今すぐやらせてもらう。そうすると取材対象に、出演者として準備する時間、言い換えれば自分を演じる準備をする時間を極力減らすことができます。部屋を片すという行為は、まさに自分を演じる行為の一種です。部屋を片すとか、何を言うかじっくり考えて撮影に臨むという行為は、その準備期間が長ければ長いほど、演じる準備期間が長いということにもなると思うのです。(「家、ついて行ってイイですか?」成功の秘密 | GALAC | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュースより)

日経テレ東大学のコンテンツ開発秘話

 ここからは、ひろゆき・成田悠輔MC起用で大人気?の日経テレ東大学の開発秘話についてまとめてみる。
 テレビ畑から急にYoutubeの制作を始めた高橋だったが、テレビのような「見てわかる」コンテンツを制作しても再生回数が1,000~10,000回程度しかまわらず挫折しかけたところから、他のYoutubeチャンネルを徹底的に研究して、テレビのやり方を捨てたのだという。

Youtubeの特異性は忖度が必要ないところ

高橋:投稿した動画のなかには、再生数が伸びたものもあって。YouTubeで人気の4歳の子が出た回でした。コンテンツの面白さは他の動画も遜色ないと思ったのですが、頭一つ抜けていたんです。子どもならではの、何にも忖度しないコメントが面白かった。(https://news.yahoo.co.jp/articles/da0add3a4bae357f70c931730d8f81eb58759525?page=2より)

 テレビと違いスポンサーに忖度する必要が無いことを改めて思いしった高橋は、パリ在住で一切のしがらみがない「ひろゆき」と、アメリカの大学で働き日本のアカデミックを小馬鹿にしている「成田悠輔」を起用することを決めたのだという。

 そんな高橋弘樹の演出手法大全がをまとめた著書が『1秒でつかむ』

 なぜか、日経テレ東大学Re:Hack出演、大ベストセラー『人新世の資本論』著者 斎藤幸平までもが、推薦文を寄せている。「この人狂ってる。」だがこの狂気が「革命」を生むだそうだ。単純にコピーが下手だなあと思いました。

 とうとう出た!成田悠輔の初の著書! 22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命であるーー。

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