成田悠輔の師匠で歴史上最も風格のない凄腕教授小島武仁の変人エピソードまとめ

　成田悠輔の師匠であり、成田が「歴史上最も風格のない凄腕教授」と評する小島武仁のエピソードをまとめてみる。

小島武仁とは
成田悠輔が語る師匠小島武仁
- 成田：歴史上最も風格のないスタンフォード教授
- 成田：凄い研究成果をつくる超凄腕研究者
小島武仁の凄さとおかしさがわかるエピソード
小島が語る成田悠輔との関係
- 小島：師匠のふりして、成田さんのおこぼれを利用したい（笑）
- 小島：成田さんの喋り方いいなって思ってます。

小島武仁とは

1979年生まれ
日本の経済学者
2003年　東京大学経済学部卒業
2008年　ハーバード大学Ph.D.
イエール大学ポスドク
2019年　スタンフォード大学教授
2020年　東京大学教授　東京大学マーケットデザインセンター所長

　小島の指導教官であるアルヴィン・ロス教授は、マーケットデザインという新しいゲーム理論の分野を開拓し、その功績により、2012年にノーベル経済学賞を受賞している。現在、世界から称賛され、東大学部生からはもっとも尊敬されているといわれる研究者である。

成田悠輔が語る師匠小島武仁

　ここでは小島の弟子である成田が師匠を評した言葉をまとめてみる。

成田：歴史上最も風格のないスタンフォード教授

　小島×成田×落合陽一のトークセッションで成田が小島を評した一言。

成田：でも結構昔から、小島先生はなんか歴史上最も風格のないスタンフォード教授なんじゃないかって（笑）ふふ。
小島：ふふふ！（笑）
落合：誰？誰に？
成田：言われてて（笑）なんかやたらキョドってるっていう（笑）そのキョドりって凄い重要なんじゃないかと思ってて。（2021年4月7日　【xTalk #3】小島武仁×成田悠輔×遠藤謙×落合陽一 / JST CREST xDiversityより）

成田：凄い研究成果をつくる超凄腕研究者

　日経テレ東大学にて、高橋プロデューサーが小島武仁取材前に成田に素性を聞いた。

高橋：小島武仁さんってどんな方なんですか？
成田：論文を書くような研究成果をつくることが凄い人ですね。誰かと誰かをマッチングする制度って世の中にいっぱいあるじゃないですか？そういう制度をどういうふうにデザインしたらいいかということを。
高橋：ってことは、数学とかを使ってtinderで出会える確立を上げてるみたいな？
成田：はい、そんな感じです。凄腕研究者です。（2022年2月1日　日経テレ東大学　【成田悠輔の師、登場】スタンフォード大学教授やめ、東大教授により）

小島武仁の凄さとおかしさがわかるエピソード

数学に挫折し、バンドのボーカルになろうとしたが高音が出ず挫折

小島：（数学の研究を）やってみると、なんか違うなって思って、ぶっちゃけ言うと数学難しくてよくわかんないし。数学をもっと世の中に近いところで使いたいなとかもあって、やる気なくなっちゃって。
高橋：はい。
小島：やる気がなさすぎて、他にやりたいこともなくてボイストレーニングの教室にいって、でも全然サビとか歌えなくてやめちゃったりとか。
高橋：GLAYの何歌ったんですか？
小島：いや、なんか覚えてないけど。えっとなんだったっけな。「HOWEVER」とか。
高橋：ははははは！（笑）（2022年2月8日日経テレ東大学【成田悠輔の師匠】東大が三顧の礼で引き抜いた男より）

子守唄はボン・ジョビ

小島：ちなみに今でも好きで９０年代ポップとかこどもを寝かしつけるときに子守唄で歌ったりするんですよ。
高橋：え、子守唄でなに歌うんですか？
小島：一番好きなのはボン・ジョヴィ…
高橋：こども寝かしつけるときに？はははは（爆笑）
小島：凄いうるさくて、最近こどもが歌うなってなったんですけど。（2022年2月8日日経テレ東大学【成田悠輔の師匠】東大が三顧の礼で引き抜いた男より）

過去に例のない給料提示をして東大がスタンフォードから連れ戻した

成田：スタンフォードから東大に移ってくるときに過去に例のない契約形態を勝ち取ることに成功して、スタンフォード大レベルの給料をもらっている。
高橋：え！！！（2022年2月8日日経テレ東大学【成田悠輔の師匠】東大が三顧の礼で引き抜いた男より）

マッチングアプリを研究していると紹介され女子学生にドン引きされる

高橋：成田さんに小島さんってどんな方なんですか？って聞いたら、tinderを凄い使いやすくするみたいな研究でスタンフォード大学の教授になった人みたいなこと言ってて（笑）合ってます？
小島：フハハハ！（笑）いや、まあ…そうかな…？あの僕、いま思いだしたんだけど、どっかに前行ったときに、「出会系アプリを研究してる小島さんです」って紹介されて。
高橋：ふふふ（笑）
小島：そこにいた女子生徒がみんな凄えひくっていうのがあったんですけど（笑）言ってみればあれも大事なマッチングの問題です。（2022年2月1日　日経テレ東大学　【成田悠輔の師、登場】スタンフォード大学教授やめ、東大教授に　より）

日本に帰ってきた本当の理由は「ちやほやされたいから」

　小島が語る妻の仕事の関係で日本に帰ってきたという話に対して、成田が自分だけが聞いていた本当の理由を暴露した。

小島：昔から日本好きだったから日本帰りたいなって思ってたんですよね。あと妻の仕事の関係で帰ってきたっていう普通の話です。
落合：ああ！（笑）なるほどなるほど。
成田：いやでも１個ぼく告発しなくちゃいけないことがあって、今日の隠れたテーマは中年研究者がどう中年の危機と闘うかっていう問題なんですけど。小島先生が帰ってくる前に僕にこっそり言ったのは、「日本でちやほやされたい」って言ってたので。
小島：はははははは！！！（笑）
成田：中年の危機も大きな理由の一つなんじゃないかって（笑）（2021年4月7日　【xTalk #3】小島武仁×成田悠輔×遠藤謙×落合陽一 / JST CREST xDiversityより）

小島が語る成田悠輔との関係

小島：師匠のふりして、成田さんのおこぼれを利用したい（笑）

高橋：成田さんの師匠なんですか？
小島：いや、ちょっと微妙で。ちょっと先生のようなふりをしている感じで（笑）一緒に共同研究とかをしたことがあって。彼は東大の学部の卒業生なんだけど、彼が書いた論文を最初見たりとか、彼が全部やっているんだけど。その後、推薦状とかを書いたりとかそういう意味では少し先生ズラしてるんですけど。
高橋：はい。
小島：まあでも直接教えたことはないですね。彼がスタンフォードの大学院に出願して合格したときに、凄い来てくれるようにと頑張ったんだけど、他のところに行かれちゃって（笑）
高橋：成田さんは推薦状とかで凄いお世話になったって言ってましたよ。
小島：ああそうですか！まあ彼は凄い有名になっているので、そういう話をいろんな所でしてもらって、おこぼれをもらおうと思ってます。（2022年2月8日日経テレ東大学【成田悠輔の師匠】東大が三顧の礼で引き抜いた男より）