天才 成田悠輔とは一体何が凄いのか?研究実績や評価・変人エピソード全まとめ

天才 成田悠輔とは一体何が凄いのか?研究実績や評価・変人エピソードについて、まとめてみた。


成田悠輔の経歴

  • 2005年 東京大学経済学部入学

  • 2011年 東京大学大学院修士課程修了。
  • 東京大学大学院在学中に、一橋大学特任准教授、スタンフォード大学客員教授などを歴任。
  • 2016年 マサチューセッツ工科大学(MIT)P.H.D取得。
  • 同年にイェール大学経済学部アシスタント・プロフェッサー(日本語表記:助教)就任

  • (RIETI)客員研究員。ZOZO、サイバーエージェントなどの組織と、共同研究や事業に携わる。

東京大学から世界最高峰の知性が集うスタンフォードやMIT、イェールを渡り歩く輝かしい経歴だが、成田は「勉強漬けだった時期はほとんどない」とあっけらかんと語っている。

成田が勉強について、語ったエピソードが下記だ。

●東大に入るために勉強したのは半年だけ

成田:勉強漬けだったみたいな時期はほとんどなくて、多分中学に入る直前と、大学に入る直前の半年とか、そんなものかなという感じですね。(2022/9/2 YouTube KIDSNA STYLE 成田悠輔の勉強法)


●勉強は生まれつき、たまたま得意だっただけ

徳永:勉強するモチベーション…ご両親に勉強しろとか言われたんですか?

成田:あんまりないですかね。

徳永:じゃあ、なんでそんなに勉強したんですか?勉強したんですか?まず。

成田:嫌いじゃないっていうのと、たまたま得意だったので…

徳永:はーーー…たまたま(笑)

成田:いや、自分がたまたま得意だったゲームとか好きじゃないですか?それと同じことでたまたま能力があったので、ちょっとやるとそこそこ勝てるので、楽しくてちょっとやっちゃう。
(2022年8月25日【成田悠輔】天才の原動力は?「たまたま得意だったから勉強した」幼少期の夢はナマケモノ!? - YouTube)

成田悠輔の天才的な研究実績

ZOZOTOWNのおすすめアイテムクリック率を大幅に上昇

成田は、半熟仮想株式会社で、機械学習によるアルゴリズムでの決定を社会のあらゆる制度に応用していく企業活動をしている。

ZOZOとの共同研究では、ZOZOTOWNでのおすすめアイテムを表示させる新たなアルゴリズムを導入して、クリック率を40%上昇させたことも知られている。

サイバーエージェントとの共同研究が国際会議で採択

 サイバーエージェントとの共同研究では、共著論文「Efficient Counterfactual Learning from Bandit Feedback」が人工知能分野の国際会議「AAAI」にて採択されたりもしている。

 https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=22571

人々の認知・行動バイアスの社会制度の設計に対する含意の研究

成田悠輔が東京大学大学院時代に行った研究。研究テーマは、「人々はそれぞれ異なった時点に生まれ死ぬため、社会的意思決定のための投票が行われる各時点で人々が持つ利害は人それぞれに異なる。そのような状況を考慮した場合に本当に社会にとって望ましい投票制度は何か?という問いを、世代重複モデル上の動学的投票制度の下で人々がプレイするゲームとして定式化・分析しようとした研究」ということだ。

この研究は、成田悠輔の師匠として知られる東京大学マーケットデザインセンターの小島武仁教授との共同で行われたものだ。研究テーマは、20万部を越えるベストセラーとなった成田の著書『22世紀の民主主義』の根幹となったものだろう。

成田が尊敬してやまない小島武仁教授のエピソードについては、こちらの記事から。

fc0373.hatenablog.com


成田悠輔の天才性を評する識者の声

ここでは、成田悠輔の天才性を評する識者の声を紹介する。

ピカソのように時空の概念を持っていってしまうアーティスト。(書道家 武田双雲)

  書道家の武田双雲は、成田悠輔のYouTubeでの言論を見て、これは「言論アート」であると感じたと言う。空気感や基本設定をハックしてバグらせることがアートであると考えいている武田。

「若者が選挙に行っても政治は変えられない」や「格差を無くすのではなく、つくりだせ」といった成田の発言に、MCが凍りつく空気を見て、

ピカソのように「時空の概念そのものを持って言ってしまう」れっきとしたアーティストだと思ったと評している。

成田:メディアに出てるアーティストとして、あれアーティストだと思うんですよ。Youtubeの切り抜き見た時に、「うわ!これこそ言論アートだ」と思って、まずタイトルをつけて「格差はあった方がいい」とかいう、それに対してばーと出てきた(データ)があ、これは『データサイエンス言葉アート』だみたいな。僕はこれもう勝手に現代アートだと思っていて(成田悠輔×武田双雲 2人の天才が対談「アートとは。データとは何か」【成田悠輔/武田双雲】 - YouTubeより)

ひろゆきと違って確固たる信念がある。(ホリエモン)

 ホリエモンは、ひろゆきの言説が、単に「人の揚げ足をとること」を目的としているのに対して、成田はすべての発言が確固たる信念のもと発せられていると絶賛している。

茂木:ひろゆきとは違うんだ?成田くんって?

ホリエモン:そうですね。あのちゃんとしたこう…何かこういうふうにしたいっていう確固たる信念、ビジョンがありますね。ひろゆきは単に人の揚げ足をとるのが楽しいだけなんで。まあでもそういう人っているじゃないですか?(ZATSUDANより)

成田さんの存在で日本の将来に少しだけ希望が持てた。(大宮エリー)

 成田と同じ東京大学出身の脚本家、大宮エリーは成田に出会って「日本の将来に希望が持てた」と語っている。

 それは、政治や国に絶望していた大宮が、成田が日本にたくさんある「なんかおかしいよね?」に、飄々と立ち向かう姿に希望を感じさせられたからだという。

 その他、成田悠輔を評する声まとめはこちらの記事から。

fc0373.hatenablog.com

成田悠輔の天才的な変人エピソード

そんな成田悠輔だが、幼少時代から今まで天才性を感じさせる変人エピソードが多い。ここでは、成田の変人エピソードの一部を紹介する。

学校には、眠いから行くのをやめた

 重度の睡眠障害である成田悠輔。決まった時間に寝て、起きるということが全くできないのだと言う。小学生の頃から、起きて学校に向かうものの途中の道でよく寝てしまい、警察に声がけされることが多かったのだとか。

 その後、成田は毎日学校に通ったり、授業を受けるということをあきらめて、図書館で本を読みながら寝ていたのだという。

何も言わずに家を去ったり、何も言わずに家に帰ってくる。

 日本では嫁と2人で暮らしている成田。成田は出かけるときに、「行ってきます」も何も言わず、帰ってきても何も言わずにそのままソファに座っていたりするらしい。

 そんな成田を見て、嫁はただ純粋に「怖い」と思っているそうだ。

マッサージ屋の左右にいる客が話してるのを聞いて心の底から軽蔑して帰るのが結構好き。

 成田はマッサージ屋に行くことが好きらしいが、それは純粋にマッサージを受けることを目的とはしていない。自分の左右の客がどれだけしょうもないことを話しているか?聞き耳を立てているそうだ。

 さらに、成田はマッサージに対して「気持ちいい」など感想を語ることをせず、ひたすら無言・無反応を貫いて、マッサージ師を不安な気持ちにさせることを最大の趣味としているらしい。

生まれ変わったら、ゴキブリになってみたい

 成田が生まれ変わったらなりたいと心から願う対象が「ゴキブリ」だ。誰もが大嫌いな「ゴキブリ」。特に理由もなく生まれながらにして、そこまで人から嫌われ軽蔑される存在になってみたいと成田は語っている。

その他、成田の変人エピソードはこちらに全てまとめています。

fc0373.hatenablog.com

成田悠輔の天才的思想・発言

お金が無くなったら死ねばいい

成田の達観した思想を体現している言葉が「お金が無くなったら死ねばいい」という発言だ。

YouTubeチャンネル日経テレ東大学、蛭子能収をゲストに迎え『お金』というテーマを議論する回。

「お金が足りない」と金への執着を見せる蛭子に対して、成田は稼いだお金をそのまま人に渡してしまう、などまったくお金への執着を見せない。さらには、「お金が無くなったら死ねばいい」という極論まで飛び出した。

ひろゆき:お金がなくて食べれないみたいな恐怖感はないんですか?なんかいつでも稼げるし、俺有能だしみたいな感じですか?

成田:いやぁ、まあでも死ねばいいですしね。

ひろゆき:・・・・

成田:別に困ったら、どっか飛び降りるなり、なんなりすればいつでも終わらせられるので。そんなに必要じゃないんじゃないかって。

ひろゆき:・・・・・(笑)(2021年8月8日- 日経テレ東大学リハック)

 この発言の背景にあるのは、幼少期に親の借金を自己破産申請したという過去にあるのだろう。自己破産しても、その後普通に生きていけるという自身の経験から、お金への執着を失ったのだろう。


僕たち人類の中には凄く間違った向上心がある

 成田は、人類の中には「手に入れた仕事や肩書を離すまい」という間違った向上心があると語っている。それは学校教育の中で、子どもの頃から染みつけられたもので、そういった間違った思考から抜け出さなければならないと主張している。

成田:仕事や肩書を手に入れた時にそれを「離すまい離すまい」とする凄い強い心が僕たちの中にあるんじゃないかと。そこからどう自由になるかということが。

林:いや、でもそう思える人は少ないですよねえ。

成田:それは、凄く子どもの頃から僕たちに染みつけられてきたもので。学校に行って、みんなと同じような空間にいると、学歴や学校に入ることが凄く重要だと思いこみ始めてしまって、なんのためにそこに行ってるかわからないけど、少しでも偏差値の高い学校に入ることが重要って。

林:そうですよね。進学校とかはそれが特に顕著にでるところですよね。(2022年4月17日放送「日曜日の初耳学」成田悠輔出演回より)

世界で50人しか理解できないことが本当は価値があること

 では、我々は「手に入れた仕事や肩書を維持すること」ではなく、何に向けて生きていけばいいのか?成田は、人と同じことをやらず、人がやらないこと、自分しか理解できないようなこと、世界で50人くらいしか理解できないことこそ、本当は価値があると語っている。

成田:自分が良いと思っていることっていうのは結局、その世界で50人とか100人ぐらいしか理解してくれる人がいないような研究とか技術開発してる時とか。あとは100人ぐらいしか読みたいと思わないような怪文書とかを書いている時とか

経沢:うっふふ(笑)

成田:そういう感じなんですよね。だから、世の中で受け入れられないようなことをやるっていうことが、価値があることなんだって勝手に思い込んでる天の邪鬼な人間なのかもしれないなって思います。(【成田悠輔×経沢香保子】②もしもワーキングマザーだったら?!より)

その他、成田悠輔の天才的思想・発言のまとめはこちらから
fc0373.hatenablog.com


天才だから許される成田の過激発言

成田は人間関係や業界のしがらみを一切気にしない過激発言でも注目を集めている。

そのほとんどは、成田が天才がゆえに許されているようだ。

日本はコンテンツをつくるとダサいものをつくる天才みたいな国

脳科学者の茂木健一郎が日本のテレビはオワコンだと発言している際に、

成田は、その発言にかぶせてテレビだけではなく、日本はコンテンツをダサくする天才だと語っている。

成田:日本ってもうコンテンツ作るとダサいものにすることの天才みたいな国になっちゃってるじゃないですか?映画も日本に輸入されると、訳のわかんないダサいタイトルでダサいポスターにして、海外の受賞歴を延々と並べるみたいな恥ずかしいことをやる国なわけですよね。(ひろゆかないのYouTubeチャンネル)

成田:本も英語圏だと2色ぐらいのカバーで、すごい短いタイトルなのが、日本語になると「世界最強のなんちゃらかんちゃらが教える、なんとかかんちゃらマニュアル」みたいな クズみたいな本しか作れないわけじゃないですか?それが、もうなんかこの国全体を覆っちゃってるんだと思うんですよね。(ひろゆかないのYouTubeチャンネル)

MMT論者は全員バカか、ポジショントークの悪質な人達

成田:世の中には経済学者とかエコノミストとかいう名前で新聞とかTVとかに出て、例えば「日銀がお金を刷らなかったことが失われた30年の原因だ」とかいって、「刷りまくれば全て解決」って言っている人たちがいるじゃないですか?

敦:あ、僕もそれ刷り込まれてます!

成田:うん、あれは、全員ただのバカか、あるいはポジショントークで、ギャラとフォロワーを手に入れたい悪質な人たちで、これを見てらっしゃる方は、そういうはっきりした主張をしてる経済学者を自称してる人たちがいたら、ぜひ信じないですぐにフォローをやめていただきたい。というのがまず出発点。(2022年2月17日「日経テレ東大学」より)

そんな成田の過激発言まとめはこちらから
fc0373.hatenablog.com

天才成田でも認めている天才

そんな天才成田悠輔でも認めている天才が何人かいるようだ。

ホリエモン(堀江貴文)

ここ20年の日本の経済停滞の要因の一つがインターネット産業革命に乗り切れなかった点にあると言われている。

成田は、インターネット産業で革命を起こしていたホリエモンのような人物が逮捕されたことが、

その後の日本の停滞につながっているのではないか?と考えている。

成田は堀江をこう評している。


ハイとか躁鬱的なものに依存せずに大真面目に妄想を描く能力が凄く高い

成田:いや、だからなんか真面目に特に昔は突き抜けてた人なんじゃないかなと思って。放送で流れてたかわからないんですけど、面白いエピソードを聞いて。あの人、なんか2004年くらいに衆議院選挙出てたじゃないですか。

ひろゆかない:はいはいはいはい。

成田:で、負けましたよね?あの時なんか大真面目に安倍晋三と総裁選で戦って、総理大臣になるシナリオを描いてたらしいんですよ。それ、いや凄えいいなと思って。時価総額何千億円の上場企業経営しながら、とりあえず数カ月後に総理大臣なってみるかとか考える人、あんまいなくないですか?

ひろゆかない:うん。

成田:そこらへんのなんか、ハイとか躁鬱的なものに依存せずに大真面目に妄想を描くみたいな能力がすげえ高いんじゃないかなと思って。(ひろゆかないのYOUTUBEチャンネル【緊急生放送】成田悠輔×若新雄純×箕輪厚介より)

宮台真司(社会学者)

成田は社会学者の宮台真司のことを最近めったにいない「公共性の高い人」と評する。

公共性とは、広く社会一般に利害・影響を持つ性質という意味だ。

成田:僕、宮台さんは凄い…好きで。……まあなんか、最近めったにいない公共性の高い人だと思うんですよ。

ーはい。

成田:どうあるべきかっていうことを凄え考えてて、だけどできることとできないことも考えていて、結構人の気持ちとかまで気にしてるみたいな人だと思うんですよね。(日経テレ東大学【ひろゆき&成田悠輔】ゆる〜く!2時まで生テレビより)

小島武仁(経済学者)

成田は、日本人の経済学者トップと言われる東京大学マーケットデザインセンターの小島武仁教授のこともある程度認めているようだ。

特に小島の研究成果については、手放しで評している。

高橋:小島武仁さんってどんな方なんですか?

成田:論文を書くような研究成果をつくることが凄い人ですね。誰かと誰かをマッチングする制度って世の中にいっぱいあるじゃないですか?そういう制度をどういうふうにデザインしたらいいかということを。

高橋:ってことは、数学とかを使ってtinderで出会える確立を上げてるみたいな?

成田:はい、そんな感じです。凄腕研究者です。(2022年2月1日 日経テレ東大学 【成田悠輔の師、登場】スタンフォード大学教授やめ、東大教授により)

✅当ブログへのご支援のお願い
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
当ブログは、基本的に何も役に立つものではないですが、しがないサラリーマンが「好きなことで生きる!」ために土日の時間を使って書いています。。脱サラのためにぜひ応援を⇩10円でも支援いただけると助かります。
OFUSEで応援を送る