イェール大学准教授 成田悠輔の過激発言や思想まとめ

ひろゆきが「自分より頭がおかしい!」と絶賛するイェール大学助教授で、経済学者、実業家である成田悠輔の過激発言をまとめてみた。


メディア・コンテンツ

日本はコンテンツをつくるとダサいものをつくる天才みたいな国

脳科学者の茂木健一郎が日本のテレビはオワコンだと発言している際に、

成田は、その発言にかぶせてテレビだけではなく、日本はコンテンツをダサくする天才だと語っている。

成田:日本ってもうコンテンツ作るとダサいものにすることの天才みたいな国になっちゃってるじゃないですか?映画も日本に輸入されると、訳のわかんないダサいタイトルでダサいポスターにして、海外の受賞歴を延々と並べるみたいな恥ずかしいことをやる国なわけですよね。(ひろゆかないのYouTubeチャンネル)

受賞歴を並べるというのは権威性がほしいという日本人の特徴なのでしょうか

成田:本も英語圏だと2色ぐらいのカバーで、すごい短いタイトルなのが、日本語になると「世界最強のなんちゃらかんちゃらが教える、なんとかかんちゃらマニュアル」みたいな クズみたいな本しか作れないわけじゃないですか?それが、もうなんかこの国全体を覆っちゃってるんだと思うんですよね。(ひろゆかないのYouTubeチャンネル)

最近の本は、セールスライティングの一般的な手法でタイトルがつけられていますね。確かにそれはダサいです。

300年後、SNSは一つの生命体になる

インターネットの黎明期に有識者会議で議論されていたのが銀河間ネットワーク構想だ。

地球上をつなぐだけじゃなく、あらゆる太陽系、銀河間、生物をインターネットでつなぎ巨大な銀河生命体をつくろうという思想だ。

現代の技術の進化から300年後は、銀河間ネットワーク構想が実現して、SNS上で、個人やシェアする、という概念が消失して、すべてを同時に感じる生命体になるのではと成田は予想している。

成田:言葉を発したり、カレーの写真をあげたりしてるじゃないですか?だけど、みんながカレーを食べたり、本読んで頭の中で起きたことが全部同時に感じる、一緒に感じられるようになって、一つの生命体みたいになって。全員の五感みたいなものを同時に全部感じている謎の神みたいな存在が作られていて、人間はそこに繋がれてるだけ。(2023/5/12 『ソレいる六本木会議』)

テレビ局のアナウンサーは私生活の発信をしないと価値がなくなる

成田悠輔は、AI音声の登場によってアナウンサーはすでに不必要になりかけていると言う。

そこでアナウンサーが考えるべきなのは、AIができないし、効率が悪いような発信だ。

成田:毎晩、晩酌してるところとかテレビで中継すればいいんじゃないですか?パジャマで晩酌して泣いてるシーンとかで。そこにしか可能性なくないですか?

久保田アナ:しか!?(2023/4/6 『ソレいる六本木会議』)

芸能人や政治家は本当にしょうもない人たちだなと思って見ている

アートに興味がある成田だが、好感度を目的とする芸能には全く興味がないと言う。

成田はメディア出演時、いつもこう考えているらしい。

成田:だから、本当にしょーもない人たちだなと政治家とか、芸能人とか、TVプロデューサーを見ていると。(日経テレ東大学より)

バラエティのタレントの発言は「中身がない」

ー最近、バラエティ番組よく出てますよね?私達のこと見ててアホやなとか、レベル低いなって思ってないですか?

成田:…中身無いなとは思います。でも、それの方が高度なことやってるんじゃないかなと思います。(2023/8/3 トークィーンズ)

代理店が入ることで明らかにコンテンツはつまらなくなる

成田は、テレビ局や新聞社は「多くの人を食わすためのシステム」だと考えている。

多くの人を食わすために、メディアに代理店が入り込むが、コンテンツの質は上がらず、明らかに下る仕組みになっていることを成田はこう語っている。

成田:コンテンツを面白くしていくことには才能が必要なんですけど、つまらなくしていくだけなら、人が関われば必ず達成できる目標だと思うんですよ。集まって会議やって、スタッフ大量に動員して何重にもチェックをかけて、コンテンツを出すっていう仕組みを維持することによって、暗黙の再配分制度を維持してるんじゃないかと思って。(ひろゆかないのYoutubeチャンネル)

教育

有名学校に行くのは、その後の人生に全く関係がない

成田は、ニューヨークので有名な進学校に行く場合と、ごく普通の学校に行った場合でそこに通った子たちの将来に本当に違いが生まれるかを研究したと言う。

結果、有名学校に行くのは、その後の人生に全く関係がないことがわかった。

成田:学校のおかげでみんな幸せになれてるわけじゃなくて、幸せな生活をつくりだせるような能力の高い子たちは幸せな生活も達成できるし、それと並行して、いい学校にも入ることができる。単純にが学校が良いことを作り出してるんじゃなくて、すごい人たちはすごい学校に自然と行けるだけかもしれないっていうちょっと残念な(笑)(YouTube 2022/2/1 ABEMAニュース)

成田は、エリート学校に全く価値がないことを証明する研究結果を発表してしまったせいで、教育業界から猛烈に責められたらしい。

成田悠輔の教育や学歴に関する発言まとめはこちらの記事から
fc0373.hatenablog.com


中途半端に勉強するなら、ゲームした方がいい

成田は2023年4月11日『ありえへん∞世界』に出演時、

子どもに中途半端に勉強させるぐらいなら、世界そのものをアートとしてつくられているゲームをプレーさせることのほうが

よっぽど勉強になる場合もある、と語っている。

成田:ゲームみたいな大きい世界がその中にあって、ゴールするという目的があって、そのために最短経路は何なのか?どこを見たらいい景色が見られるのかを考えながらその世界をプレーしていく。しかも、その世界自体が一つのアート作品として作られているって、いわゆるゲームって、結構、高度でいろんな物が詰まっているものだと思う(2023年4月11日『ありえへん∞世界』)

東京大学に一極集中している異常さと強さ

アメリカには、ハーバード大学、イェール大学、MITなどトップ大学が複数あり、

中国でさえ、清華大学、北京大学とある中で、日本だけ東京大学に一極集中しているのは異常な事態だと成田は言う。

だが、東京に一極集中しているからこそ、ギリギリ国際的なポジションを保てているという良い側面もあるそうだ。

成田:逆に言うと、それがあるからこと東京大学が今の競争力をギリギリ保てているのでは?という気もするんですよ。もし力を分散させてしまったら、この分野ではこの大学が1位みたいなことになるが、外からみたらよくわからない大学がたくさんあるだけということにも成りかねないかなって。(2022年10月11日 PIVOT )

経済

僕たちの身体や心は金融商品化する

成田は、世界中で民主主義が行き詰まる中、資本主義が人間のあらゆる部分まで侵食してくると言う。

成田:仮想通貨でバブルが起きると、ノンファンジブルトークンでアートや音楽、データが金融商品化する、これがどんどん進んでいくんだと思うんですよ。人間個人を株式会社のように証券化するとか、僕たちの身体とか心をどんどん金融商品かしていって、すごく純粋で徹底された資本主義世界みたいなものが訪れるんじゃないかなという感じがしています。(GLOBIS知見録)

ベーシックインカム導入の最大の壁は人間の心の弱さ

ヨーロッパで実証実験が始まっている性別・年齢・所得制限に関わらず国民に一律の金額を定期的に支給するベーシックインカムの導入に関して、

成田悠輔は「人間の心の弱さ」が最大の課題であると語っている。

成田:僕達って心が弱くてちょっとお金もらったぐらいで働くのをやめられないんですよね。なんか働いてないと、自分のアイデンティティが揺らいじゃうとか、働いてないと世の中とか、社会に 対する責任を果たしてないみたいに、いまだに思ってるんですよ。【ベーシックインカム】「日本人が働かなくても自信を持てるように」生活保護との違いは?困窮者を救う?ひろゆき&成田悠輔と考える|#アベプラ《アベマで放送中》 - YouTube

成田:本当 に重要なのは、働いたりお金を稼いだりしなくても、特に気にせず自信を持って、生きていけるような人間をどうつくりだすかが長い目で見ると重要だと思ってるんですよね。【ベーシックインカム】「日本人が働かなくても自信を持てるように」生活保護との違いは?困窮者を救う?ひろゆき&成田悠輔と考える|#アベプラ《アベマで放送中》 - YouTube

少子高齢化でも経済成長は可能

高齢化が進んでいるドイツや韓国の一人あたりGDPは右肩上がりなことを踏まえて、

少子高齢化が進んでいる日本でも経済成長は可能だと成田は言う。

では、なぜ日本の経済は停滞しているのか?成田は重要な仮説としてこう語る。

成田:重要な仮説っていうのは、機械化や自動化なんですよ。人間じゃないものを使って経済を維持していかなくちゃいけ
ない。工場にどんどんロボットを導入して、製造プロセスを自動化していくことを、本当は日本が一番やっていなくちゃいけないってことだと思う んですよね 。
(2022/6/5 日曜日の初耳学)

実際に、ドイツ・韓国では、機械化、ロボットの導入がかなり進んでいるという。


MMT論者はバカか、ポジショントークの悪質な人達

政府支出を増やして、国民に金を配りまくれば日本のGDPは上がるというMMT理論を唱える論者を成田悠輔は軽蔑している。

成田はMMTでGDPが上がるには、政府が例えば国民1人あたり100万を刷り配ったあとに、最低でも下記の3つの条件が整うことが必要だと言う。

●みんな働き続けて、配られたお金と同じかそれ以上の経済活動を頑張る
●みんな貯蓄せずにその100万円を使う。
●みんな100万を追加で使ったのに大したインフレは起きず物価は安定したまま

この3つの条件がそろうことが、MMT論者にわかるはずもなく、むやみにMMT理論を実行すれば日本経済は復活するという

自称経済学者やアナリストは信じない方がいいと、警鐘を鳴らしている。

成田:世の中には経済学者とかエコノミストとかいう名前で新聞とかTVとかに出て、例えば「日銀がお金を刷らなかったことが失われた30年の原因だ」とかいって、「刷りまくれば全て解決」って言っている人たちがいるじゃないですか?

敦:あ、僕もそれ刷り込まれてます!

成田:うん、あれは、全員ただのバカか、あるいはポジショントークで、ギャラとフォロワーを手に入れたい悪質な人たちで、これを見てらっしゃる方は、そういうはっきりした主張をしてる経済学者を自称してる人たちがいたら、ぜひ信じないですぐにフォローをやめていただきたい。というのがまず出発点(2022年2月17日「日経テレ東大学」より)

こちらの記事の「成田悠輔VS池戸万作」を読むと、なぜ成田がMMT論者を否定するのか詳細がよくわかります。
fc0373.hatenablog.com



政治

政治家は猫になる

成田は、政治家には2つの役割があるという。

①意思決定をして行政と実行する実務家としての役割
②人前に出てタレント活動して問題が起きると炎上して火だるまになる役割

将来的に、①の役割はソフトウェアやAIに置き換わり、②は猫になると成田は言う

成田:たぶん猫とかにとって変わられるんじゃないですかね?選挙も人気投票そのものなので知名度とPVを稼いだものが勝つようになっているので、SNSで人気の猫に勝てる政治家ってほとんどいないんじゃないですかね?(日経テレ東大学)

一見過激な発言だが、2023年6月、カナダのトロント市町選挙に「犬」が立候補するという事態を予言した言葉でもある。

トロント市長選、候補者102人の大乱戦 犬や18歳高校生も | ロイター


政治家は24時間、相談にのってくれるアバターになる

ミュージシャンや芸能人が顔を出さないアバター化している状況から、政治家も有権者ひとりひとりに合わせたアバターとなり、

生身の人間である政治家は存在している必要すらなくなると成田は考えている。

成田:絶対なりますよ。何かのアイドルボットみたいのが存在してて、それが毎日おはようとか言ってくれるとかって普通じゃないですか?ちょっと進化したら、一人一人にあったメッセージ送ってくれて、対話もできて、その子、その人っぽい見た目のアバターとかもいて、ちょっとするとメタバースになったりして、みんな自分の好きな相手と生活を共にできるようになって、政治家もそうなると思うんですよ。(2023/4/28 『ソレいる六本木会議』)

勝者が歴史を書き換えて、真実はつくられてきた

 悪化する日韓関係に関しての議論での発言

成田:関心を持つとか、勉強するとかっていうことが重要だとすると、それは何が正しいのかとか、何が真実なのかっていうことを突き止めることではないんじゃないかなって。

ひろゆき:(うなずく)

成田:むしろ真実とか、何が事実なのかっていうことはどこまで行っても解決できない問題であると。で、解決できるように見える時っていうのは、大体政治的な勝者とか、経済的な勝者っていうのがいて。その勝者が歴史を書き換えるっていう形で真実というものがつくられていくと。

ひろゆき:(笑いながらうなずく)

成田:なので、政治団体のリーダーの人とかが大声で演説していることが、いかに何の中身も無いことかっていうことを普通の人が理解できるようになることが大切かもしれないですね。

平石:うーん!(2021年12月18日ABEMAニュースより)

中国のヤバさを伝えるために渋谷の交差点を真っ赤に染めよう

 日経テレ東大学で、国民の中国への危機感が薄すぎる問題に対して、成田はもっと過激に伝えるべきだと主張している。

アンディ・ウォーホール「毛沢東」

成田:逆に言うと、危機感を普通の人に共有できていないことが一番の問題なんじゃないか?と思っていて、今話しているようなことをごくごく普通に生活している人に肌感覚として伝えるにはどうしたらいいんだろうか?と。

敦:うん。これはメディアがどうニュースを発信するんだろうというところにも繋がるんだろうな。


成田:そういう意味で言うと、中国共産党の恐さ、キモさっていうのをもっと僕たちが感じられるようにしなきゃと思っていて、1960年代とかって毛沢東があまりにも異常だったために、毛沢東がある種のポップアイコン、アート記号みたいになってたじゃないですか?アンディ・ウォーホールとかも増殖する毛沢東の絵とかつくって。

敦:うん。

成田:フランスの映画監督とかも全編真っ赤みたいな訳のわからない映画をつくって、中国が気が狂いすぎてるために逆にポップなアイコンになってたと思うんですよ(笑)

敦:うん。

成田:それぐらいのことを今日の中国に対してもやっていいんじゃないかと思っていて。習近平アートとかを日本人のアーティストが大挙して作り始めるとか、渋谷の交差点を真っ赤に染めてみるとか(笑)

敦:ははは!!(笑)だいぶ意識するな!そうなると(笑)(2022年2月10日 日経テレ東大学「対中外交」ぶっちゃけ本音より)

高齢化社会の解決策は集団自決


 GLOBIS知見録で行われた「社会保障改革は実現できるか」において、成田悠輔が極論をつきつけた。
たどり着いた結論は、集団自決みたいなことをするのがいいんじゃないかなと

成田:じゃあ、どうしたら、この高齢化の問題と様々な人生のリスクを軽減できるだろうかということを考えて、たどり着いた結論は、集団自決みたいなことをするのがいいんじゃないかなと。特に集団切腹みたいなものを。どういうことかって言うと、ここにいらっしゃる皆さんもご存知の「葉隠」という本があると思います。これは、江戸の中期ごろに武士たちに向けて書かれた生き方指南の本で、そこには有名な文句があります。それは、「武士道というのは、死ぬことと見つけたり」というような文言ですよね。それの典型的な解釈は、大義とか目的のためには死ぬこともいとわないのが武士であり、日本人であるという解釈です。でも、もうちょっと踏み込んで考えれば、江戸中期になって最早華々しく、戦場で死ぬこともできなくなったサラリーマン化した武士たちに対して、死ぬに値する大義と目的をでっち上げてみたらどうかという挑発だと捉えることもできるんじゃないかと思います。(GLOBIS知見録「社会保障改革は実現できるか」2019年6月10日より)

大義は、社会保障について議論しなくてもいい世界を作り出すということ

ここで僕たちが議論すべき大義は、いわばこの高齢化して延々と生き続けてしまうこの世の中をどう変えて、社会保障などという問題について議論しなくてもいいような世界を作り出すということだと思います。そのためには、かつて三島由紀夫がした通り、ある年齢で、自ら命を絶ち、自らが高齢化し老害化することを事前に予防するというのは、良い筋なのではないかと。ここにいらっしゃる皆さんのような傑出したエリートの方が、リーダーの方が次々と切腹をするような日本社会になったら。


聴衆:はははは!!(笑)

成田:ただの社会保障政策であるだけではなくて、最強のクールジャパン政策にもなるはず。(GLOBIS知見録「社会保障改革は実現できるか」2019年6月10日より)

成田の「集団切腹」発言は、その後ニューヨーク・タイムズに取り上げられ、世界規模の炎上を起こすこととなった。

成田はなぜこのような過激な発言をしたのか?擁護派と否定はの意見のまとめはこちらの記事から
fc0373.hatenablog.com



若者は選挙に行くより独立国をつくるべし

 報道ステーションの選挙関連特集「若者たちはどうすれば選挙に行きたくなるのか」というテーマに対して、成田悠輔が語った。

若者が政治に参加したり、選挙に行ったりしても、何も変わらない

成田:僕はそもそも、若者が政治に参加したり、選挙に行ったりしても、何も変わらないんじゃないかなって思ってるんですよね。なんでそう思っているかというと、そもそも今の日本で若者って、超マイノリティじゃないですか?日本ってたしか日本人の平均年齢で今、48歳とかそれくらいなんですよね。ということは、今日出演している全員、富川大先輩も含めて、全員が日本だと若者側にいるっていう、もうすごい恐ろしい状況になってると思うんですよ。そうすると、若者の投票率が上がって、60代70代の人と同じくらい選挙に行くようになっても、今は超超マイノリティの若者が、超マイノリティになるくらいで、何も変わらないんじゃないかなと。(2021年11月1日 報道ステーション「若者100人と衆院選挙の夜に考える「若者の投票率上げる方法」より)


日本の停滞は、そんな甘っちょろい状況にない

成田:もっとぶっちゃけて言うと、今の日本の政治とか、日本社会の停滞って、若者の政治参加とか、選挙に行くとか、そんな程度の生ぬるいことで変わるようなそんな甘っちょろい状況にないと思うんですよ。もっと、とてつもない危機の状況に陥っていて、すごい革命みたいなことが起きないと何も変化は起きないんじゃないかなと。(2021年11月1日 報道ステーション「若者100人と衆院選挙の夜に考える「若者の投票率上げる方法」より)

過激にいえば、反乱を起こしたり、独立国をつくること

成田:具体的には、例えば若者しか投票できない世代別の投票区を創り出すとか。もっと過激にいえば、若者が反乱を起こして一定以上の年齢のひとから投票権を奪い取るとか。あるいは、この国に絶望した若者が、新しい独立国を創り出して、自分たち自身で新しい政治制度を実験していくとか。そういう革命レベルのことが起きないと、日本が根本的に変わることはないんだと思うんです。そういう革命を100だとすると、政治に参加するとか、選挙に行くとかっていうのは、3とか5とかの焼け石に水程度の話だと思うんですよね。そういう何も変わらないことが約束されている中途半端な行動をがんばるくらいだったら、自分の部屋にいて、カフェラテでも飲みながらゲームやっている方が楽しいし、コスパもいいんじゃないかなっていう風に思ってます。

徳永アナ:はははっ(笑)

富永アナ:いや~、刺激的ですね(笑)

徳永アナ:そうかあ…ありがとうございました!(2021年11月1日 報道ステーション「若者100人と衆院選挙の夜に考える「若者の投票率上げる方法」より)

具体的にどうやって独立国家をつくるのか?成田の発言まとめはこちらの記事から
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その他

ジェンダーレスの行き着く先は、人間も猿も猫もゴキブリも平等な社会

ジェンダーレスが叫ばれ、男女のトイレを同じにするな極端なことが起きている世界。

成田は、これまでの歴史を振り返るとこの流れが止まることがあっても、逆行することはないと予想する。

ジェンダーレスが行き着く先を成田はこう語る。

成田:行き着くところは、人間も猿も猫もゴキブリもみんな平等という社会かもしれませんね。性別だけでなく、人種や年齢、肌色などの属性で区別すべきではない、これを突き詰めると人間とゴリラを区別すべきではないという話になるんじゃないか(2023/1/15 VERY)

100年後の服は下着

成田はNIKEやノースフェイスなどのスポーツブランドが無駄を削ぎ落とした機能性が進んでいけば、

100年後には、服が「下着」になっているのではないか?と考えている。

成田:アスリートにとっても下着でプレイするのがいちばん機能的ですよね。彼らがユニフォームを着ているのは観客や審判や他の選手に見せるためであって。そのうち、見せるためのファッションはスマート化したメガネやコンタクトレンズで見る側が表示するなり補正するなりすればよくなる。そうしたら物理的に着るものは下着だけ、ということになりますよね。(2023/6/24 the fashion post)

落合陽一登場以来のおしゃれ学者としても人気を博している成田。成田のファッションアイテムまとめはこちらの記事から

fc0373.hatenablog.com

人類が存続すべきとは思っていない

少子高齢社会の中、子どもを持たない家庭がますます増えていることに関して、成田はこう発言している。

成田:子どもを持たなくちゃいけないって言っている人は背景にイデオロギーがある場合が多いので、慎重に捉えた方がいいなって。僕自身は、あんまり人類が存続すべきだって特に思ってない人間なので、好きなように生きて滅亡する時はしたらいいんじゃないかと(笑)(2022/2/25 アベプラ)

通信速度に税金を課すことが近い将来議論される

SNSで頻発する政治家、芸能人やインフルエンサーの炎上に関して、

通信速度に税金を課すことも含めて議論を行ったほうがよいと成田悠輔は考えている。

成田は、SNSの盛り上がりでトランプ大統領やガーシー議員が誕生することなどを例にあげながら、

民主主義がSNSで破壊されつつあることをメディアでよく発言している。

では、SNSでの炎上を防ぐためにどんな手法をとるのか?成田はこのように語る。

成田:いや、でも不特定多数の人がほとんどゼロコストでリアルタイムでやりとりできるっていう環境自体をもしかしたら社会的に害悪のほうが大きいかもしれないってことなんですよ。例えば災害とかテロとかっていうリアルタイムコミュニケーションを何百人同士でやりあうことがすごく意味のある状況を除いては、むしろそれを禁止して。

平石:なるほど。

成田:通信速度そのものに税金を課すとか。コミュニケーションそのものに税金を課すとか。たぶん近い将来議論されるんだと思うんですよ。

平石:ほお。(2022年2月24日 ABEMAニュースより)

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成田悠輔が翻訳をつとめた実用書はこちら

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