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はーとぼいるどワンダフル。

映画、テレビ、マンガなどなど。たまに広告のことも。

アイアムアヒーローの元ネタ。

いよいよ映画公開ということで、ぼくの大好きな漫画の一つ

アイアムアヒーローの元ネタについて書いてみようと思います。

前にも書いたが急にゾンビものというより、

SF小説チックな要素を醸しだしてきたこの作品。
fc0373.hatenablog.com

ポイントとしては、

・来栖を始めとしたZQN化しない覚醒者の存在
・覚醒者(来栖、比呂美、英雄?)たちがテレパシーでつながっている
・覚醒者はみんなコミュニケーション不全

そして16巻のセリフ(ミスリードの可能性も大いにあるが・・・)
・地球外生命体によるテラフォーミングのようなものだと考えます。
・奴らは我々の文明をそのまま乗っ取るつもりなんでしょう。
・だから巣ですよ。あれから新たな文明が生まれるのです。

第231話
巨大ZQNに取り込まれる比呂美。2ちゃんねる風掲示板で共有される意識
個ではなく全へ


なんかこんな話をどこかで聞いたことあるぞと思い返すと一つの小説が頭に浮かんだ。
アーサーCクラークの「幼年期の終わり」である。


幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)

幼年期の終わり (光文社古典新訳文庫)


SFの傑作中の傑作として知られるこの作品。高校生の頃に呼んで、あまりの面白さと壮大さに愕然とした記憶がある。あらすじはこんな感じ。

ある日、地球に宇宙船の群れがやってくる。ミサイルを打ち込んだところで何のダメージも受けない圧倒的な科学技術の差に人類に為す術はない。

オーバーロードとよばれる地球外生命体のリーダーであるカレレンは地球上のありとあらゆる電波をジャックし、各国の自治は認めるものも、戦争や人種差別は許さないと宣言する。

ここに人類史上初めてゆるやかな支配による世界平和が実現した。


オーバーロードは、より上位の存在オーバーマインドによって遣わされた使者であった。その目的は、人類の破滅を防ぎ、高みへと導くこと。つまり人類をより上位の存在へと進化させることであった。

やがて、地球上には新人類が生まれる。個体として存在するのに他の新人類とテレパシーでつながっている。
物質も時間も超えた存在の誕生であった。

こんな感じで、SFの世界で神や上位の存在というのは、集合意識として描かれることが多い。
アイアムアヒーローで比呂美が経験している共有世界も「幼年期の終わり」で新人類が得た能力みたいなもんだろう。

新人類が個ではなく一つの集合意識となるというアーサーCクラークの発想は、
エヴァンゲリオンの元ネタでもあると言われている。

アイアムアヒーローにもエヴァオマージュのシーンがあったけ。

おそらく今後の展開としては、

世界の謎、つまりZQNとは何なのか、どこから来たのかということは追求せずに、


劇エヴァのように、コミュニケーションの問題を描いて大団円を迎えるんじゃないかと思う。


この映画もたぶん「幼年期の終わり」フォロワーです。

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