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読書芸人 オードリー若林のおすすめ本まとめ

 読書芸人、オードリー若林が、過去におすすめした本をまとめてみた。
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村上龍

「限りなく透明に近いブルー」

村上龍のすべてはここから始まった!
米軍基地の街・福生のハウスには、音楽に彩られながらドラッグとセックスと嬌声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく――。著者の原点であり、発表以来ベストセラーとして読み継がれてきた、永遠の文学の金字塔。(「BOOK」データベースより)

若林:最初に読んだ『限りなく透明に近いブルー』はドラッグが出てきたりと、だいぶ悪すぎる展開で、「こんなアウトローでいいんだ」と衝撃を受け、夢中になりました。(CREA 2018年10月14日インタビューより)

「コインロッカー・ベイビーズ」

1972年夏、キクとハシはコインロッカーで生まれた。母親を探して九州の孤島から消えたハシを追い、東京へとやって来たキクは、鰐のガリバーと暮らすアネモネに出会う。キクは小笠原の深海に眠るダチュラの力で街を破壊し、絶対の解放を希求する。毒薬のようで清々(すがすが)しい衝撃の現代文学の傑作(「BOOK」データベースより)

 本作は、当時、村上龍に遅れてデビューした村上春樹に圧倒的影響を与えたという。その後のアニメ、マンガなどあらゆるカルチャーはこの傑作に影響を受け続けている。

無趣味のすすめ

「無趣味のすすめ」から「盆栽を始める時まで」まで、 「GOETHE」連載エッセイに書き下ろし4編を加え、書籍化。国には希望はない。希望が個人的概念に変化せざるを得ないほど、社会が成熟したからだ。だが、この大不況下のサバイバルは簡単ではない。著者・村上龍は、ビ ジネスのコツや秘訣ではなく、隠蔽された事実を淡々と伝え、ゴールではなくスタートラインを示そうとしている。(「BOOK」データベースより)

藤沢周

「オレンジ・アンド・タール」

あらすじ:高校でアウトロー的存在のカズキは、スケボーに熱中して毎日を送る。今日も伝説のスケートボーダーのトモロウのところへ相談に行く彼の心に影を落としているのは、同級生が学校の屋上から落ちて死んだことだった。そして、目の前で事件は起きた。自分って何なんだよ、なんで生きてるんだよ―青春の悩みを赤裸々に描いた快作。(「BOOK」データベースより)

若林:僕にとって「オレンジ・アンド・タール」は、ただの小説ではない。

若林:あらゆる娯楽の中で、「あっ!あるある!」って思う時の共感のインパクトが、純文学って段違いなんですよ。藤沢周さんの『オレンジ・アンド・タール』なんてあまりに共感し過ぎて、“あれ? これ俺が書いたんだっけ?”って思ったくらいで(笑) (アメトーーク!「読書芸人」より)

「ブエノスアイレス午前零時」

場末の温泉旅館にブエノスアイレスの雪が舞う。老嬢と青年の孤独なタンゴに幻滅とパッション、リリシズムと幻想が交錯する胸うつ名作。芥川賞受賞作。

岡本太郎

 若林は、かつて出演したテレビ番組で、岡本太郎からの影響を語っている。

若林:岡本太郎さんの太陽の塔なんですけど、なんで好きかっていうと、太陽の塔を作るいきさつがすごい好き。僕ら、ずーっと7年ぐらいウケなかったんですよ、全く。笑わそうと頑張ってるのに全然ウケなくて、頭が変になってきちゃって、6年間スベり続けてると。その時ちょうど岡本太郎さんの本とか、美術館とかに興味を持ち始めて。太陽の塔を造ったいきさつが、進歩と調和っていう大阪の万博のテーマで、岡本太郎さんがオブジェを作ろうとしてたんですけど、「逆に調和と真逆のものを造ってやろうということで、太陽の塔が上からにらみつけているものを、調和と真逆のものを造ったんですよ」って本に書いてたんです。

若林:「伝わらないものをやれ」っていうのを、岡本太郎さんの本で読んで。僕、すごい感化されちゃって。ウケないことを作ればいいんだと思って、春日に「ちょっと太陽の塔みたいな立ち方をしてくれ」って頼んだんですよ。笑わそうと思ったら、ホントに難しいんですけど、岡本太郎さんはちょっと見る人がイラっとするような、なんだこれは! って思うものをつくろうとするっていうのを本に書いてたんで、イラっとさそうと思ったら、すごく簡単なんですよね。すっごいイライラしてるんですよね、お客さん。

若林:ライブの出待ちって「面白かったです」っていうために待つんですけど、おれらは、文句いう出待ちの人がいっぱいいたんですよ」
木梨:ふざけんなよ!って?
若林:そうなんですよ、『私達お金払ってライブに来てるんですけど、ゆっくり出てきて、見下ろされて、 ヘッてやられると、ばかにされてる気がするんですけど』って言われて、でも僕はそうしようと思ってたんで、シメシメと思いながら。

強く生きる言葉

強く生きる言葉

  • イースト・プレス
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村田沙耶香「コンビニ人間」

「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。
ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが…(「BOOK」データベースより)

若林:コンビニのようなところで働いている人が自分を見つけて出ていくという話が多かったが、この本は、コンビニに入って楽になるという、これまでにはなかった展開。

平野啓一郎

「私とは何か「個人」から「分人」へ 」

小説と格闘する中で生まれたまったく新しい人間観!嫌いな自分を肯定するには?自分らしさはどう生まれるのか?他者と自分の距離の取り方―。恋愛・職場・家族…人間関係に悩むすべての人へ。(「BOOK」データベースより)

「ドーン」

人類初の火星探査に成功し、一躍英雄(ヒーロー)となった宇宙飛行士・佐野明日人(さのあすと)。しかし、闇に葬られたはずの火星での“出来事”がアメリカ大統領選挙を揺るがすスキャンダルに。さまざまな矛盾をかかえて突き進む世界に「分人(デイヴイジユアル)」という概念を提唱し、人間の真の希望を問う感動長編。Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。(「BOOK」データベースより)

「マチネの終わりに」

天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。愛とは運命なのか、それとも、私たちの意志なのか?芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。(「BOOK」データベースより)


川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」

「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。芥川賞作家が描く究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。渾身の長編小説。

 純文学は、ダメな登場人物が多く、だからこそ共感できると若林は語り、例として川上未映子の「すべて真夜中の恋人たち」を挙げている。

若林:最近、川上未映子さんのブームがまた来ていて読み直してるんですけど、『すべて真夜中の恋人たち』を読んでたら恥ずかしくなって爆笑しちゃって。しゃべるのが苦手っていう超地味な女の子が、気になる男の人に何をしゃべっていいか分からないっていう場面で、“胸ポケットのボールペンって、転んだときに、危なくないんですか?”って言うんですよね。“その質問ねーだろ!”と思って(笑)(アメトーーク!「読書芸人」より)

角田光代「森に眠る魚」

東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。あの子さえいなければ。私さえいなければ…。凄みある筆致であぶりだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。衝撃の母子小説。(「BOOK」データベースより)

山崎ナオコーラ「美しい距離」

死へと向かっていく妻に照射される夫のまなざし
40歳代の妻は癌に冒され死へと向かって歩む。生命保険会社勤務の夫は愛する妻へと柔らかい視線を投げかける。人生考察の清々しさ。(「BOOK」データベースより)

西加奈子「サラバ!」

僕はこの世界に左足から登場した―。圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。(「BOOK」データベースより)

朝井リョウ「何者」

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

レイモンド・カーヴァー「大聖堂」

「ぼくが電話をかけている場所」「ささやかだけれど、役にたつこと」ほか、一級の文学としての深みと品位をそなえた、粒ぞろいの名篇を収録。成熟期の風格漂う、カーヴァー最高の短篇集。(「BOOK」データベースより)

若林:最近、暗い本ばかり読んでいて、その中の1冊がこれ。陰鬱な登場人物の存在が何気ない幸せを特別なものと感じさせてくれる。(CREA 2018年10月14日インタビューより)

ミシェル・ウエルベック「服従」

二〇二二年仏大統領選。極右・国民戦線マリーヌ・ル・ペンと、穏健イスラーム政党党首が決選に挑む。しかし各地の投票所でテロが発生。国全体に報道管制が敷かれ、パリ第三大学教員のぼくは、若く美しい恋人と別れてパリを後にする。テロと移民にあえぐ国家を舞台に個人と自由の果てを描き、世界の激動を予言する傑作長篇。(「BOOK」データベースより)

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