成田悠輔の言説に対する東浩紀の反論をまとめてみた。
東が反論したのは下記の成田が唱える民主主義のヤバさに関してである。
成田が語るコロナでわかった民主主義のヤバさ
民主主義的な国の去年一年間を見てみると、人命の意味でも経済的な意味でも何かやばいんじゃないかということが見えてくると成田は語っている。

成田は民主主義指数とコロナ死者数、経済成長率の相関を明らかにした図表を用いて、民主主義のヤバさを解説している。
成田:左下にある中国を初めとするかなり専制的な国、エジプトを初めとするような中東諸国ですね。というのはかなりコロナの封じ込めに成功していて、ほとんど死者を出さずに済んでいる国がたくさんある。それに対して、右上にあるアメリカとかフランスとかブラジルのような民主主義の象徴と呼べるような国というのはコロナでずたぼろで大量の人が死んでいるということがわかるんですね。(Re:Hack 「民主主義はオワコンなのか?」より)
その他、死者数だけでなく経済的にもおかしくなっている民主主義のヤバさについて詳しくはこちら。
fc0373.hatenablog.com
成田への東浩紀の反論
東は、成田の民主主義がやばくなっているという意見に対して、「それでも民主主義は多少の死者より尊い」と反論している。
ところでエアリプみたいになっちゃうけど、最近話題の成田さんの発見「民主主義国家の方がコロナの死者が多い」に対しては、「死者が多いから民主主義がダメだ」だけではなく、「民主主義は多少の死者よりも尊いのだ」という反応もありえます。ぼくはどっちかというと後者の考えですね。
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) April 18, 2021
これはイデオロギーを命に優先という単純な話ではなくて、もっと生命との因果関係を複雑に考えるべきということです。たとえば一要素だけ取り出せば、酒も飲まないほうがいいし車も運転しないほうがいいし人とも会わないほうがいいかもしれない。しかしそれでは人はむしろ死にたくなるかもしれない。
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) April 18, 2021
同じように、現状のような危機で短期的に生命だけを救うためには、民主主義体制ではないほうがいいのかもしれない。けれども社会の長期的な市民の幸福(新しい命を生み出すことを含む)を考えた場合、民主主義のほうが優位であることは動かないのではないか。それはこの統計では見えませんよね。
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) April 18, 2021
これは別に当該記事への反論ではありません。むしろぼくは成田さんの発見を喜んでいて、こういうデータをもとに「なぜぼくたちが民主主義を選んでいるのか」をみな深く考えるとよいと思っています。民主主義が選ばれているのは、けっして感染症対策で優れているからではないはずです。
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) April 18, 2021
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