爆笑問題を尊敬する芸人・ファンの芸能人のエピソードまとめ

 爆笑問題を尊敬する芸人の声や、ファンの芸能人の声やエピソードをまとめてみた。

ハライチ 岩井勇気

漫才を始めたのは、爆笑問題に憧れたから

コントではなく、なぜ漫才を始めたのかという質問に対して、

岩井:単純に、爆笑問題さんに憧れてたのが大きいですね。たぶん澤部が『ボキャブラ天国』(フジテレビ)観てたんです。学校で話題にしてて、俺も観るようになって。なんとなく観てたくらいだったんですけど、爆笑問題さんが何週か勝ち抜いて優勝するみたいなときがあったんですよ。それで「一番おもしろいんだ」とあらためて思って、ネタ番組で爆笑問題さんの漫才見たり、『爆チュー問題』(フジテレビ)観たりするようになりました。 古典的じゃない感じがしたんですよね。太田さんって、人をびっくりさせるのが好きじゃないですか。そういう感じが見てて楽しかったし、自分でも好きなのかもしれないですね。(クイック・ジャパン 2021年4月インタビュー)

爆笑問題のネタの凄さ

ネタの作り方について太田さんに聞いたことがあるかという質問に対して、

岩井:1回ありますけど・・・明確には教えてくれなかったような気がします。いつも思うのは、古い漫才って感じがしないのがすごいなって。いくら時事を扱っててもシステムが古くなっちゃったら古く見えるんですけど、爆笑問題さんの漫才は毎回更新してるなぁと思います。最近の若手とか見て研究してるんだと思うんですけど、現代っぽいボケとかシステムがちょいちょい入ってて、自分たちの漫才をパターン化させてない、俺は一個のパターンを作ったらそれを流用したいんですよ。だから全然タイプが違うし、めちゃくちゃ大変なことをやってんな、って思います。(クイック・ジャパン 2021年7月インタビュー)

オリエンタルラジオ 中田敦彦



自分の発言を許されたカリスマの中の1人。

 高校生の頃から、爆笑問題カーボーイのリスナーでハガキ職人でもあった中田。自身のYoutubeで爆笑問題をこのように評する。

お笑い番組を全部録画して見て研究している時に深夜番組で見て爆笑問題って面白いし......あの.......やっぱそう....カリスマ性があるんですよね。
カリスマ性があるかどうかが、お笑い芸人にとても大事だと思っていて、カリスマ性ってなんなのかっていうと、「面白いことだけ言わなくいい人」っていう定義なんですよ。平然とただ意見を言える人。テレビの世界で面白いコメントしか芸人って許されない。自分はこう考えているっていうのが許されている人が何人かいて、その中の一人なんだと思う。ラジオで黒澤映画の話とかして聞かせられるのはそういうことなんだと思う。

 爆笑問題のYouTubeチャンネル爆笑問題のコント テレビの話 - YouTube始動後、中田敦彦は改めて爆笑問題の凄さを感じると語っている。

ネタをやり続けられる演芸の天才

中田:爆笑問題さんがチャンネルをつくった、コントをやるチャンネル。・・・凄いよね!(笑)コントやるチャンネルつくるんだよ?俺、爆笑問題さんの凄いところってネタをやり続けてることなんですよ、漫才で。もちろん、時事ネタだからってことで他の芸人さんよりも定期的にやりやすいっていう風に言われることもあるんだけど、それでも(ネタを)辞めるよ、みんな。それでもやっぱり辞めると思う。それでもやるのは、演芸の天才だからっていうのもあると思う。やっぱり漫才やってる時の爆笑問題さんの佇まいにね、他の何かをやってる爆笑問題さんが勝てないっていうか、やっぱり俺はね舞台に立ってる二人が好きなんだよね!(2022年9月16日 中田敦彦のトークよりhttps://www.youtube.com/watch?v=biCgbq7jG8I

太田光の作品は、太田光自身の面白さを超えられない

中田:太田光っていうキャラクターがウケるわけじゃん。田中裕二・太田光っていうキャラクターがバラエティ界ではずっと愛されて、太田さんの作った作品って太田さんを今まで超えたことがないんだよね。辛辣なこと言うと。ー中略ー太田さんって映画を撮りたいだろうし、小説も売りたいんだろうけど、この言い方が正しいかわかんないけど、太田光が凄すぎるんだよ!太田光が作るものよりも太田光を見てたいんだよ!!(2022年9月16日 中田敦彦のトークよりhttps://www.youtube.com/watch?v=biCgbq7jG8I

空気階段

水川かたまり 大学に馴染めずひきこもって、爆笑問題カーボーイを聞いていた


空気階段の水川かたまりは、爆笑問題の影響で芸人になったという。空気階段が爆笑問題カーボーイに出演した際に語ったエピソード。

水川:ほんとにぼくカーボーイ聞いて芸人になったんで。高校生の時に僕、親にテレビを見せてもらえなくて、僕の唯一の娯楽は爆チュー問題で、高校の友達に話したらラジオを焼いたCDを渡してもらって聞くようになった。大学の時も馴染めず引きこもってたが、ずっとラジオを聞きながらパワプロしてました。
もぐら:僕も奥さんと付き合う前に太田さんの自伝の「カラス」を送ってくれて、僕それだけ読んでなかったんですよ。それでもう惹かれて結婚まで行きました。
田中:そんなキューピットみたいなね(笑)
もぐら:これが奥さんからもらった本で、今日持ってきました。これが本当に感動するんですよ!

鈴木もぐらが感動した太田光のピカソのエピソード

もぐら:僕はねえこの本でいつも感動する部分があって、
高校生の頃、太田さんが心を閉じちゃっててた時の話ですね。心を開いたきっかけならありました、と「それはピカソの絵です。」
太田:お前いじるんじゃねーよ!
もぐら:本当に感動したんですよ!!
水川:僕も引きこもってた時にここ読んで、あ、一緒の気持ちだってめちゃくちゃ感動しました!
もぐら:詳しく、書いてあるんですよ!ピカソの絵ってぐちゃぐちゃでめちゃくちゃじゃないですか。でもピカソには自分が見えたままに描いているんだろうから、それは真実なんだと思った。そのピカソなりの真実をそのまま描いたっていうのを感じた時に、「あ、何でもありじゃん!」っていう気がしたんですよ。
太田:本当のことだからしょうがねえじゃねえか(笑)
田中:おれもこの話聞いたの100回目くらい。大学の時から30年以上前から聞いてる。

ピカソのエピソードは、神田伯山にいじられていることもあり、太田は終始恥ずかしそうな雰囲気だった。

 

オードリー若林

俺さ、太田さんがずっと好きでさ……。今もそうだけど。


高校生時代に爆笑問題のライブを観に行っていたという若林。若林は、太田の著作をすべて読んでいるらしいが、本人にそのことを直接伝えられないのだという。
下記、クイック・ジャパン記事より引用

若林「俺さ……やっぱさ……太田さんがずっと好きでさ……。今もそうだけど。高校のときから。太田さんっていうのはさ、本当になんかこう、ほら『サンジャポ』とかでさ、なんかこう、ニュース的なことが起こるとさ正論っていうかさ……強いじゃん正論ってやっぱり。(そう)じゃない、感情のほうの寄り添う意見を言ってさ、あの、マウント取られたりしてるよね(笑)。そこがなんかすごい俺は好きだなぁやっぱり、って思うんだよね」

クイック・ジャパン記事はこちら
qjweb.jp

会いたいから阿佐ヶ谷をずっとウロウロしてた

 「あちこちオードリー」で若林が、ずっと憧れていた爆笑問題を自分たちの番組にゲストとして迎えられることに感動のコメントをしていた。 

若林:でも、教えてあげたいね!!日大二高の春日と若林に。

春日:ほんとだよね!!!

若林:俺ずっと自電車で阿佐ヶ谷(爆笑問題の事務所がある)をウロウロしてたからね。会えないかなぁと思って。もう、めちゃくちゃ好きだったから。今ももちろん好きだけど。太田さんのことは年々嫌いになるけど(笑)

春日:なんでだよ!!

若林:でも一緒に見に行ったもんな。豊島公会堂のライブ。でっかい部活のバッグ持って。太田さんが噛み倒してたけどね!!(笑)

春日:ははは(笑)(あちこちオードリー 爆笑問題ゲスト出演回 2021年12月30日放送)

劇団ひとり

昔は好きだったし、かっこよかった。

 学生時代から、爆笑問題のラジオを聞き、第一回タイタンライブも見に行ったという劇団ひとり。昔の太田さんはむちゃくちゃ面白かったし、かっこよかったと語る(笑)2020年9月15日 爆笑問題カーボーイ、劇団ひとりゲスト回より、太田が27時間テレビで滑りまくったエピソードから、「なんで太田さんこんな感じになっちゃったんですか!?」というトーク。

劇団ひとり:爆笑問題さん、本当大好きだった。タイタンの最初のライブも俺、見に行ったし、むちゃくちゃ面白かった!「日本原論」も読んで、「あ、この人、時代を獲るなぁ…って、第二のたけしさんだって」
太田:今は?
劇団ひとり:今はもう目もあてられない!(笑)
太田:はははは(笑)
劇団ひとり:老害!もう老害!(笑)でも俺、あの時(の太田さん)の方が好き!なんで、急にああいう人になっちゃったんですか!?あんな人じゃなかったですよね!
太田:もともとだよ。
劇団ひとり:違う!!昔はもうちょっとすっと出てきて、何か気の利いたことを言ってた!!切れ味の鋭いことを言って!
太田:それさあ、お前の知らない時代だと思うよ?俺がそういう時だったのは。俺、ボキャブラ以降、全部ああだから。
劇団ひとり:ああ、ボキャブラぐらいから壊れだしたのかな!まじかるずさんとラジオやってた時は!?
太田:ああ、あの時か…あれ、太田プロ辞めた時。辞めたあとに、LFだけ続けさせてくれたんだけど。太田プロの枠だったから、俺らと一緒にまじかるずの枠もあったの。
劇団ひとり:当時、ラジオっ子だったから。爆笑問題って超面白い!!って。あの時はかっこよかった!

酒井若菜

太田さんの文章を読めなくなるくらいなら、生きてたほうがマシだ


酒井若菜は、様々な媒体で太田光の著作のファンであることを公言している。

酒井若菜の「文明の子」の書評

太田さんの文章と出会ったのは、私が生きることが上手くできずにいた頃だった。たまたま目にしたTVBros.の爆笑問題の連載。私はその文章を読み終えると同時に、「ああ、生きるか死ぬかは、次号の文章を読んでから決めよう」と思っていた。二週間経って、私はTVBros.を朝一番に買いにゆき、太田さんの新しい文章を読んで思った。「ああ、やはりこの人だけは、私の痛みを知っている。あともう一号だけ、読んでみよう」。そんな風に「あと一号だけ」「あと一号だけ」と繰り返していくうちに、「太田さんの文章を読めなくなるくらいなら、生きてたほうがマシだ」と思うようになった。

死ぬ欲よりも、太田さんの文章を読みたいという欲が、勝った瞬間だった。物語が、一人の若者の現実にある命を確実に、紛れもなく、救った瞬間だった。

文明の子

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酒井若菜の「文明の子」批評 全文はこちら
未来はいつも面白い 酒井若菜/『文明の子』太田光 | レビュー | Book Bang -ブックバン-

花澤香菜

なんて思慮深い方なんだろうと


花澤香菜は、爆笑問題の太田光のファンで、毎週、「太田上田」や「爆笑問題カーボーイ」など出演番組を欠かさずチェックしているのだという。2021年6月11日放送の「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で太田光の愛すべきところを語っていた。

花澤:テレビで大暴れしている印象が皆さん、強いと思うんですけど、ラジオとかエッセイとか読んでいるとそれぞれの媒体ごとのお客さんによって、伝え方を変えているのがわかるんですよ。それが本当に、なんて思慮深い方なんだろうと。
松村:ときどき、真面目なこと話しますもんね。
高田:深夜放送とかでも一瞬真面目になることがあるんだよね。
花澤:伝え方も気にされていて、自分の考えを言った後に、皆が考える余地を与えてくれるというか。
高田:ありがたいね、これだけ思ってもらえて。じゃあ、「芸人人語」とか読んでるんだ?
花澤:読みました!すごく面白かったです。
高田:ちゃんと青臭く書くんだよな。学生の論文みたいに。あれが面白いんだよな。

花澤香菜が読んだ太田光の天声人語はこちら

芸人人語

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声優 花澤香菜が偏愛する爆笑問題太田光の全エピソードはこちら
fc0373.hatenablog.com


真木よう子

生粋の太田光ファン

2021年7月7日放送の「太田上田」にて、女優の真木よう子が太田光の大ファンであることが語られていた。

上田:真木よう子さんが「おしゃれイズム」のゲストに来てくれて、収録が終わった後に、真木よう子がたーっと俺のところに来るわけよ。
太田:うん。
上田:そしたら、「私、太田上田ずっと見てます」って!!
太田:ほんと!?
上田:え、まじすか!っていって、「太田上田」来てくださいよっていって。来やしないだろうけどさ。なのに、真木さんが「え!!いいんですか!行きたい!」っていうの。
太田:ほんと?大女優だよ。
上田:真木さんその時は言わなかったんだけど、あとでスタッフさんに聞いたんだけど、ピーちゃんの大ファンらしいのよ。
太田:・・・・うそでしょ!

うそでしょ!の時の太田

上田:もう、ピーちゃんの言うことに、いちいちそうそう!って共感するんだって!
太田:あ!待って!真木よう子さんって、何年か前にオレが流行らせようとした「はい!こちらポンポコ商事です!」っていうのをTwitterでつぶやいてくれてたんじゃないかな。ね?
スタッフ:普及させようとしてくれてたんですよ。
上田:あ、真木よう子ってセンスねえんだ!
太田:ハハハ(笑)そうだ、それでカーボーイで騒いでたら、一切言わなくなっちゃって。
上田:長年のファンなんだよ。
太田:嬉しいね!

とうとう「太田上田」にゲスト出演

本当にこの番組大好きで、初回からずっと見てて。凄い面白くて、ずっと見てました。

真木:暇だったんで、家の中で、配信番組の中から、「太田上田」っていうものを見つけて。私的にこのお二方は大好きなんで。間違いないものがある!!と思って。
上田:はははは!!!(笑)
真木:もう絶対笑える!
太田:これ、今、長井秀和以来だよ!間違いない!!
真木:間違いなく笑えるものがある!!と思って。
太田:やっててよかったなあ(笑)
上田:うん、今日を最終回にしてもいい!!(笑)

爆笑問題カーボーイリスナー

上田:でも、ピーちゃんのファンなんだよね!?
太田:僕は、前ラジオで流行語大賞をとりたいっていって。
真木:はい!
太田:はい!こちらポンポコ商事です!散々やってたんです!全然流行らなかったんです。ふざけんなよ!!お前ら。そしたら、真木さんが、ネットのインスタだっけ?
真木:ツイッターです。
太田:それで、言ってくれてたんでしょ?
真木:そう、やりました。
上田:真木さん、なんておっしゃったんですか?
真木:飼ってるワンちゃんがいて。ワンちゃんの耳に携帯をあてて、「はい、こちらポンポコ商事です」ってだけ、書いたんです。
上田:あ、ピーちゃんが言ってるから、真木さんも流行らせようかなって?
真木:そうです。
上田:暴挙にでたわけですね。
太田:暴挙!(笑)

太田:もう、大騒ぎですよ!TBSラジオのスタッフ!!もう、真木よう子がつぶやいた~~~~!!!みたいな。だから、流行語大賞とるより、ぜんぜん嬉しかった。
上田:結果的には!(笑)
真木:…うれしい。

流行語大賞より嬉しいと言われ照れる真木よう子

太田:あれは、なぜ??
上田:そうそうそう。日本列島で食いついたの真木さんだけなんですよ!
太田:はははは!!(笑)
真木:え、でもカーボーイリスナーの方、いっぱいいらっしゃいましたよね?
太田:え、カーボーイは聞いてくれてた‥
真木:はい。

真木がリスナーであることを喜ぶ太田

上田:おい!お見合いみたいなテンションで来るな!!
太田:いや、だって、そんなことありえないじゃない!!
上田:たしかにね。女優さんからファンですなんて言われることないもんな。

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