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ダウンタウン松本人志と中山秀征の因縁

 ダウンタウンやウッチャンナンチャンが第三世代としてブレイクした時、ABブラザーズとしてすでに売れていた中山秀征はレギュラー番組を10本以上抱えていたという。レギュラー番組数を自慢したり、ゆるい雰囲気でテレビ出演している中山秀征をダウンタウン松本は許せなかったようだ。そんな二人の因縁をまとめてみる。
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爆笑ヒットパレードでの因縁

爆笑ヒットパレード出演時に、ダウンタウンとABブラザーズのネタのテーマがかぶり、当時、番組スタッフはABブラザーズを優先し、ダウンタウンにネタを変えることを要求したのだという。これに松本人志は激怒し、ガキ使のトークで、「ぜんっぜんおもんないねん!!」と酷評していた。

遺書での松本による中山批判

松本は著書「遺書」で、番組の構成会議にも入り、企画考案まで行うためにはレギュラー番組は5本が限界であると語っていた。そんな自分の姿勢と中山秀征を比べて、

レギュラー十四本の奴よ、分かったか! これがプロの仕事なのだ。(中略)自分から「十四本やってます」などと、自慢げにアホ面して言うなばかたれ!

 中山秀征の他にも、ナインティナインはダウンタウンのチンカス発言など(笑)、100万部を超す大ベストセラーとなった松本人志の著書はこちら

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「殿様のフェロモン」で今田耕司は中山秀征を敵視

ダウンタウン一派の筆頭であった今田耕司は、「殿様のフェロモン」で共演者の中山秀征を敵視していたという。

今田:ダウンタウンさんに呼ばれて、東京に来てるからには東京の芸人に負けられないって思ってて。プロデューサーからヒデちゃんって呼べって言われてたけど、ずっと「中山くん」って呼んでた(笑)
若林:それはどういう差なんですか?(笑)
今田:ほんまなあ、あの頃の自分にビンタしたいわ(笑)
若林:ハハハハ!!
今田:仲良くないじゃんって思って(笑)

若林:「殿様のフェロモン」の時って横に中山秀征さんいて、ワタナベプロじゃないですか?負けられないみたいなのがあるんですか?
今田:もちろんです!ぼくはその時、「ダウンタウンのごっつええ感じ」に出てて、派閥とかすごかってん。とんねるず班、ひょうきん班とか。ひょうきん班がひょうきん族が終わって、ドラゴンボールみたいにばっと分かれたのよ。その人たちがバチバチなのよ。ある時に、伝説の演出の星野さんって人と、「殿様のフェロモン」出るみたいやね?って言われて、ダウンタウンさんもいて、このチームの若手代表で行くんだよって空気を感じたのよ。ものは無いけど、油紙に包んだ何かを俺に渡した気がしたんだよ。
若林:ははは(笑)
今田:物はないけど見えた!
若林:ムショと鉄砲玉の話じゃねえか!(笑)


そんな、ダウンタウン松本人志、今田耕司に敵視され、批判され続けてきた中山秀征だが、「あちこちオードリー」(2021年7月7日放送回)で当時を振り返り語っていた。

20代前半でレギュラー番組を10本以上抱え、「いけてる」という意識があったのか?という若林の質問に対して、

中山が語るダウンタウンら第三世代の衝撃

中山:その時はみんな(売れるのが)早かったから。とんねるずのお二人とか18歳でデビューしてるし。その後、お笑い第三世代といわれるダウンタウン、ウッチャンナンチャンとかの時代がすぐに来るじゃないですか。第三世代っていう波が二十歳ぐらいの時に来るじゃないですか?この波がとてつもなく大きくて(笑)
若林:波は感じました?
中山:いや、波を見る間もなくのまれたね(笑)コンビ組んで3年目くらいで、すぐ古いってなって。二十歳で古いはつらいよ。

「殿様のフェロモン」に出演時、今田との関係はどうだったのかという若林の質問に対して、

中山:皆さんこのネタ好きですよね?
若林:わくわくしますよ!ヒデさん側から聞けるっていうのがなかなか無いから。
中山:おれ被害者だからね!
若林:大阪の吉本の方はチャカを持って臨んでたって今田さんおっしゃってた。
中山:そういう気構えで来てるってことは、こっちは知らないですよね。こっちは丸腰だもん(笑)久々にオールナイトフジみたいなのを復活させたいっていうのがあったから、酒でも飲みながら、お姉ちゃんとキャッキャやってくれればいいからっていわれて受けた仕事ですよ。

中山:ところが、俺と今ちゃんとで六本木で番組の決起会があった。仲良くやっていきましょうよっていう会だけど、その時から今ちゃんはもうチャカ持ってた。
若林:それはヒデさんは気づくんですか?
どうもよろしくお願いしますってなるじゃない?今ちゃん、知ってるけど、初めて絡むから、よろしくお願いします!ってなったんだけど、今ちゃんはそういう空気じゃなくて(笑)ビールでもってつぐと、「あ、結構です」って言われて。おそらく、ビールに口つけてない、戦いだから!(笑)一次会もさして盛り上がらず、「じゃあ、そろそろ」ってなっちゃって。

ナンシー関に芸風を酷評された

中山は、当時、ダウンタウンの強い笑いが最高と評価していたコラムニスト、ナンシー関から酷評を受けていたことも語っていた。

中山:時代は全部そっちだった。お笑いがストロングスタイルに変わっていた。ふわふわしたものじゃなく、ピリッとしたもので終わるっていう。主流になっていった。そこで、ナンシー関に酷評されるんだよ。生ぬるいTVをつくったと、和気あいあいとしたものを垂れ流していると。でも、生ぬるさをつくってるわけですよ、こっちは。あれが台本が実はあったら嫌だよね?別日に稽古してたら嫌だよね?
若林:嫌ですよ。そんな風には見えなかったですよ。
中山:ゆるさでやってるんだけど、それが生ぬるいと見られて、全体的に俺がやってることが生ぬるいと(笑)
若林:その時、ヒデさんは話せる相手いたんですか?
中山:そんなに気にしてなかった。凄い展開が早かったから。悪評も票のうちって思ってたから。

ダウンタウンに負けを認めて、ふっきれた。

当事、批判されることを気にしていなかったという中山だが、当時のマネージャーは、負けを認めて、ふっきれろと背中をおしてくれたという。

「僕を選んでくれたマネジャーから『中山、負けを認めろ』って言われた。『お笑いコンビとしての負けを認めろ。ダウンタウンやウッチャンナンチャンのレベルではもうない』と告げられた」(2018年アナザースカイより)


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